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走っている車のタイヤが
逆回転しているように(後ろに回っているように)
見えたことはありませんか。
「ある」という方、
それを肉眼で見たのなら、それは夜だったはずです。
というのも、
蛍光灯や水銀灯は非常に早く点滅しているため、
回転しているタイヤが途切れ途切れに見える、いわゆる“ストロボ効果”により、
点滅と回転とのタイミングによっては、
逆回転しているように見えることがあるからです。
夜でなかったなら、それは映画やテレビの画面の中だったはずです。
映画は1秒間に24コマの、テレビ画像は1秒間に30コマの、
言わば点滅を繰り返していますから、
映像では、タイヤが逆回転しているように見えることがあるのです。
古い映画で、馬車の車輪のスポークが逆方向に回転して見えたことから
これを、「ワゴンホイール効果」と呼んだのだそうです。
したがって、日光の下や、夜でもLEDの光の下では、
この現象は起きません。
もし「昼間にタイヤの逆回転を見た」と言う人がいたら、
それは肉眼で見たのではなく、映画かテレビの映像だったか、
でなければ、記憶が混在しているか。
こんなことを考えながら
通り過ぎる車のタイヤを観察してみるのも面白いのではないでしょうか。
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