
パッシングとは、
上向きのライトを1回または数回点灯させることを言います。
路上教習中に後続車や対向車がパッシングしたときに、
「あれは何の意味ですか」と質問する教習生もいらっしゃいますが、
たいがい、小生は
「気にしないで」とだけ答えています。
後続車がパッシングした場合は、
「早く行け」の意味であることが多いのですが、
そう言われたところで、
こちらは理由(危険な状況など)があって速度を落としていたり、
教習生の技能が未熟なため加速できなかったりしているわけで、
処しようがありません。
まれに、
「先に行かせろ」の意味(本来のパッシングの意味)であることもありますが、
だからと言って、
こちらが不用意に左に寄ったら自転車や歩行者を巻き込む危険性もあるので、
結局、進路を変えずにその速度のままで走っているべきです。
また、こちらが右折しようとしている場面で
対向車がパッシングした場合は、
「お先にどうぞ」の意味と
「こちら(対向車側)が先に行くぞ」の意味
のどちらも考えられます。
正反対の意味のどちらなのかを判断するには、
相手が減速しているのか加速しているのか、
あるいは、
相手ドライバーが笑っているのか睨んでいるのか、
を見なければなりません。
それは、路上運転に慣れていない人には至難の業です。
…とすれば、
要は、パッシングそのものにあまり意味は無い
という話になってしまいます。
パッシングされようがされまいが、
しっかり安全確認して、
行けるなら行く、行けないなら停まる、でOK。
で、結論として、
「気にしない」のが正解というわけです。
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