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「ワクチンとの因果関係を否定できない」が1名・・・接種後に死亡が556人に

2021-07-08 05:01:00 | 新型コロナウイルス
 
■ 6/17から7/2の15日間にワクチン接種後の死者が200人増えた ■

厚労省が昨日発表した「ワクチン接種後の死者」の数は、6/17日から7/2の15日間で200人増えて556人になりました。ファイザーが554人、モデルナが2人という内容。

モデルナのワクチンの本格接種前のデータですので、モデルナが安全という訳ではありません。アメリカではモデルナの死者の方が多い。

一日平均で約13人がワクチン接種後の亡くなっています。


■ 「因果関係を否定出来ない」が1件 ■

今回注目すべきは、厚労省が初めて「ワクチン接種と死亡の因果関係を否定出来ない」としたものが1件ある事。80代の女性で関節リュウマチの持病があり、接種後に「血小板減少症」を発症し、接種後7日目で亡くなられています。

5月20日に接種されているので、27日にお亡くなりになられています。前回発表で「因果関係を調査中」とされていた方の中に含まれていた方でしょう。

■ 因果関係を否定したいけど、否定出来ない理由がある? ■

アメリカは2億回ワクチンを接種して、接種後に6000人以上が死亡ていますが、因果関係をFDAは1件も認めていません。アメリカでワクチンによる死者は0人です。

ワクチン接種後の死者とは、ワクチン接種後の48時間以内に何等かの症状が発症して、その後亡くなった方と厚労省は定義しています。

これは、副反応が起る可能性が接種後2日間までとされている為で、新型コロナワクチンの様に、mRNAが作り出すスパイクタンパク質による血栓が原因となるケースでは、48時間以降に発症する例も多いかと思われます。多くが心不全や脳梗塞など血栓が血管に詰まって起こる「突然死」ですから、接種後2日目以降で、突然でお亡くなりになるケースも少なくないはずです。しかし、接種後2日以内に何等かの症状が無ければ、「接種後の死亡」の統計にはカウントされません。

厚生労働省の専門家検討会は今回初めて「因果関係を否定できない」と発表しましたが、「因果関係が否定出来ないだけの条件が整っていたのでしょう」

1)接種後48時間以内に症状が現れた
2)直ぐに入院して血液検査のデータが死亡まで正確に取られた
3)それまで血小板減少症の症状は無かった(ワクチン接種以前の血液データもあった)
(妄想です)

亡くなられた方は間接リウマチの持病をお持ちだったので、ワクチン接種前の血液データがある程度継続的に揃っていたと思われます。(自己抗体量の計測用?)

さすがにに専門家検討会も、これだけデータが揃っていると「因果関係は無い」とは言えない。

逆に、これだけデータが揃っていないと「因果関係は認められない」とされてしまうのでしょう。
日本では死亡後の解剖を家族が望まないケースも多く、死後にCTすら撮らない事も多い。これではワクチン接種との因果関係など証明できません。

■ 「高齢者がワクチン接種後に偶然亡くなっただけ」という誤魔化しが効かなくなる ■

今回の発表は、ファイザーのmRNAワクチンの接種後に「血小板減少症」が発生する可能性を厚労省が認めた訳で、他の死亡例でも「血小板減少症」が引き金になった血栓による死亡の可能性を示唆するものとなっています。

以前より書いている様に、血小板の破壊が引き金になて、血液凝固が進行し、血栓が出来る事明らかになれば、ワクチン接種後の心筋梗塞や脳梗塞で亡くなった方の中には、ワクチンが原因であったものも含まれる事になります。

ワクチンを肯定される方が良く言われる「たまたまワクチン接種後に亡くなっただけ」という誤魔化しは、今回の様な症例が増える度に、通用しなくなります。アストラゼネカのワクチンは「血小板減少症を引き起こす」とされていますが、ファイザーのmRNAワクチンもこの可能性が否定出来なくなったからです。

更に今後、65歳以下や、若年層の職域接種の拡大で、自然死率との乖離が明らかになれば、「たまたま死んだ」論法は通用しなくなります。

今までワクチン肯定派は、「アストラゼネカのワクチンは危険かも知れないが、ファイザーやモデルナはmRNAワクチンで製法が全く違うので安全」と主張して来ましたが、ファイザーのワクチンもアストラゼネカと同様に「血小板減少症」を起こす可能性が示唆されました。

さらに欧州のデータ(アストラゼネカの発表ですが)では、アストラゼネカ製のワクチンの3倍の接種後死者が欧州でカウントされています。(これ、接種回数が違うので、接種回数で割らないと意味が有りませんが・・・)

■ 厚労省が再びファインプレー? ■

日本の厚労省は薬害に敏感です。新型インフルエンザ騒動の時も、ワクチン接種を遅れに遅らせて、感染が収束してしまったので、急造の輸入ワクチンの大半は破棄されました。

子宮頸がんワクチンも、少女達に副反応による障害の可能性が出たので、接種の推奨を止めました。各自治体は、子宮頸がんワクチン接種の補助制度を打ち切らざるを得なくなった。

今回の新型コロナワクチンも厚労省は接種に慎重で、ワクチンは手配してはいるものの、接種体制を迅速に整備している様には見えなかった。これに対して国民の「ワクチンを早く接種させろ」の圧力に菅政権が屈し、河野担当大臣を筆頭にワクチン接種を拡大して来ました。

ところが、高齢者の接種がある程度済むと・・・ワクチンが足りなくなりました。優秀な厚労省でワクチンが接種計画に対して足りなくなる事態が起こり得るのか・・・。


私は厚労省は欧米に副反応報告などから、ワクチン接種に元々前向きでは無かった上に、日々積み上がる「ワクチン接種後の死者数」に、「このままワクチン接種を継続してはサスガにヤバイ」と考えたのだと思います。

日本人はゼロリスクを好み、さらに元々ワクチンへの不信感がフランスと並んで強い国なので、一人でも公式に「ワクチンで死んだ」と発表すれば、国民はワクチン接種を躊躇し始めます。だから、敢えて今回「因果関係を否定出来ない」と発表した。


■ 河野大臣もファインプレー? ■

河野大臣は先日「ワクチンのデマ」に関する情報をブログに掲載しました。これ、ワクチン推進派と同じ「デマの否定」が書かれていましたが、すかさずワクチン懐疑派に間違いを指摘されています。

一見すると、「ワクチンを推奨」する姿勢に見えますが、河野大臣がブログに載せた事で、ワクチン懐疑派の主張が多くの人の目に留まる所となりました。

・・・これ、河野大臣、実は狙ってやって無いか・・・?

河野大臣のホームページには、「ワクチンは各自治体に充分な在庫があり、今後順次供給を継続して行くので、接種ペースを適切化して対応して欲しい」と書かれています。

河野大臣の本音を妄想してみましょう。

菅のオヤジに「上手くやったら首相にしてやるって」言われたけど、このワクチン、マジでヤバイわ・・。これ以上接種を拡大して、薬害訴訟にでもなったらオレの政治生命終わるよ・・・。首相どころか議員すら危なくなるよ。もう年寄りは大方接種が終わったから、そろそろペースを落とさないとオレが悪者になっちまうぜ。

まあ、こんな感じでしょうか。

「ペースの適正化」と書かれていますが、本音は「ワクチンを急いで打つ必要は無い」という事では無いか・・・。


■ コロナで死にますか? ワクチンで死にますか? ■


現在日本で「コロナ死」とされるのは1日20人程です。(PCR陽性の死者数)
ワクチン接種後に死亡する方は、1日13人程。

これ、「コロナで死にますか?それともワクチンで死にますか?」って選択を迫られているに等しい。

確かにワクチン接種後の死者は、ワクチンが原因では無いかも知れません。しかし、そもそも、日本のコロナ犠牲者は、ワクチンを多くの国民が接種して、コロナ対策の出口戦略に切り替えた現在のイギリスと同等だった。

ワクチンを大多数の国民に接種したイギリスと、何も対策をしていなかった日本は同じだったのです。日本は始めから、緊急事態宣言を出す必要も、ワクチンを接種する必要も無かった。


コロナもワクチンもリスクを生み出すのはスパイクタンパク質です。コロナウイルスは確かに危険かも知れませんが、日本人の正常な免疫に阻止されて体内で増殖出来ません。しかし、ワクチンのmRNAは、免疫に阻止される事無く、体内でスパイクタンパク質を作り出します。

自然免疫によって欧米よりもコロナ死が1/20程度の日本でも、ワクチン接種後の死者の割合が欧米と同等なのは、ワクチンを免疫が防御出来ないからでしょう。

■ ハイリスクと言われる人こそワクチンを接種すべきでは無い ■

メディアは糖尿病や循環器系に疾患を持つ、いわゆるハイリスクと言われる人達こそワクチン接種が必要と力説していました。

しかし、コロナとワクチンの毒性の原因は同じスパイクタンパク質ですから、ハイリスクの人はコロナに感染するのと同様にワクチン接種もリスクとなります。

コロナに感染しても重症化したり死ぬかも知れませんが、ワクチンを接種しても同じ程度のリスクが在る。だからの日本の1日のコロナ死者数と、ワクチン接種後の死者数が似た数字になるのでしょう。


今回、ファイザー製のmRNAワクチンが「血小板減少症」の引き金になる可能性が示唆された事で、医療関係者のワクチンへの見る目の多少変わるかも知れません。「ハイリスクの方こそワクチンが必要」などと言う医者は「ヤブ医者認定」して、二度とそんな病院に行ってはいけないのです。