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ワクチンを接種した人は感染し易くなる?

2022-08-30 07:10:48 | 危険なワクチン

■ ワクチン接種者の方が感染率が高いとい厚労省のデータ ■

上のグラフは「ワクチン接種日が不明の人を未接種に含めるのはオカシイ」との指摘をうけて厚労省が「ワクチン接種日が不明の人を統計から外して」発表した5/2-5/8のワクチン未接種者と、2回接種、3回接種の人の感染率の年代別グラフです。40歳台、60歳代~70歳台で、ワクチン未接種者よりも2回接種の方の感染率が高い事が分かります。(5月1ヶ月のデータも発表されていますが、非接種者がグラフから外されたので比較が出来なくなりました。)

しかし、このグラフは正しく有りません。何故なら本来2回接種、3回接種に含むべき接種日不明のPCR陽性者(感染者)を統計から外しているからです。

ワクチン接種者数(2回接種、3回接種)は分かっているので、「接種日不明」のPCR陽性者を、2回目接種、3回目接種の全体の人数比率に従って分配して、上のグラフに加えたものが下のグラフになります。このデータの元はCBCテレビの「大石解説」だと思います。(ネットから拾いました)

 

補正後のグラフが完全に正しいとは言えませんが、厚労省の発表しているグラフよりも現実に即しているハズです。イギリスやイスラエルでも同様の傾向が見られます。

80歳以上以外の全年齢層で2回目接種の感染率が未接種者を上回ります。3回目接種で感染率が低いのは、接種後の時間がそれ程絶っていないので、中和抗体の効果がまだ残っていると考えられます。接種後、時間が経過すれば、3回目接種者の感染率は上昇します。(3回目接種の時期が早かった医療関係者などは、PCR陽性の人がどんどん増えています)

 

■ ワクチン非接種者は感染して抗体を獲得しているハズ ■

このグラフをして「ワクチンを接種した人の方が感染し易い」とは一概には言えません。このグラフはある1週間の新規感染者数がベースになっていますが、ワクチン非接種者は既に感染して自然免疫や抗体を獲得している可能性が高いからです。

ワクチン非接種者は若者に多く、彼らは高齢者程、新型コロナの感染を恐れていません。社会活動も普通に行っている人も多いので、感染率の高いオミクロン株は、これらの人を中心に感染を拡大しました。しかし、ワクチン非接種者の多くは、オミクロン株に感染しても軽症に終わるので、回復後にワクチンを接種する人は少ないと考えられます。結果的に、ワクチン非接種者の多くが免疫を獲得しているので、新規感染し難い状況になっていると思われます。

さらに、非接種者は多少の発熱や咳の症状でPCR検査を受ける事は無いので、感染者数を把握し切れないという影響も考慮する必要があるかも知れません。尤も、これらの人にとっては、オミクロンは既に「ただの風邪」になっています。多少ウイルスが変異しても、交差免疫が働くので、症状は軽く、一方で免疫は最新型にアップデートされて行きます。

 

■ ワクチン接種者が感染しても多くが軽症 ■

3回接種を済ませた医療従事者が簡単に感染してしまう事からも、2回、3回接種後2か月以上を経過すると、ワクチンの予防効果はかなり低下していると思われます。しかし、若い世代では、感染しても症状は軽い。PCRで陽性になっても発熱もしない人が多いそうです。

一方で、私達と同世代(50代)でワクチンを接種した方が感染して、症状が重かったという方も居る(身近に二人程)。軽症と言われるオミクロン株ですが、個人の免疫力によては、症状が重くなる事もある様です。

 

■ 新型コロナで亡くなるの人は実は少ない ■

毎日ニュースで「昨日の新型コロナ死者は〇〇人です」と発表されていますが、その多くが直接の死因は他の病気です。厚労省は「PCR陽性の死者は全てコロナ死者としてカウントする」という通達を出していますから、高齢者施設で誤嚥性肺炎で亡くなった方でもPCR陽性ならばコロナ死者となります。実際に、高齢者のコロナ死者の死因の多くが、ガン、心筋梗塞、脳梗塞、誤嚥性肺炎、感染性肺炎、老衰だとの指摘がされています。これ、普通に加齢によって亡くなっているだけ。ただ、高齢者施設にもオミクロン株は入り込んでいて、免疫の弱い高齢者は簡単に感染してしまうので症状が弱くともPCR検査で陽性になる可能性は高い。

令和4年の1月~3月の人口動態調査の速報値が発表されています。そこから死因別の人口十万人当たりの死者数を拾ってみます。

感染症及び寄生虫症    2,078

ガン(新生物)     33,641

循環器系の疾患     35,064

神経系の疾患        5,213

糖 尿 病   など      2,470

新型コロナウイルス感染という項目が無いので、「感染症及び寄生虫症」の中の「その他の感染症及び寄生虫症 554人/10万人当たり」に含まれていると思われます。日本の最新の「新型コロナの死者数=PCR陽性の死者数」が235人/1日、これを3カ月の人口10万人当たりに換算すると、16.94人/10万人となります。その他感染症の死亡者数(1月~3月)が554人/10万人たりですから、新型コロナの感染で亡くなる方が如何に少ないかが分かります。16.94人というのは厚労省が発表している速報値なので、「PCR検査陽性の死者数」で、直接的な死因が新型コロナとは限りません。

こうやって数字で比較すると、「PCR検査陽性の死者数」ですら、全体の死因の中でも「コロナ死」の少なさに改めて驚かされるかと思います。現在、日本人にとって新型コロナウイルスは、その程度のチンケなウイルスなのです。はっきり言って単なる風邪。

知り合いの医者は、「デルタは怖かった。本当に自分が受け持っていた高齢の患者が何人も亡くなった。でも、オミクロンは高齢者でもちょと熱が出て鼻水程度で治る」と言っていました。医療関係者の多くは「オミクロン=単なる風邪」という認識ですが、何故だかTVに出演される先生方は、「コロナは恐ろしい」と繰り返し語ります。

 

■ チンケなウイルスで、実権的な遺伝子治療ワクチンを接種し続ける必要が有るのか? ■

実はここからが本題です。

これまで書いて来た事より、新型コロナウイルスは、既に単なる風邪程度の毒性のウイルスである事はご理解頂けたと思います。(元々、日本人にとってはインフルより毒性の弱い風邪程度のウイルス)

その程度のウイルスに対して、実権的な遺伝子治療ワクチンを、子供まで含めた多くの国民に繰り返し接種する必要があるのでしょうか。

「ワクチンを接種しているから、この程度の被害で済んでいる」とおっしゃる方も多いかと思いますが、少なくとも、子供や40才以下の若年層にとってはワクチンを必要とする様な感染症でない事は明らかです。

そもそも、コロナ以前は、「ワクチン接種は自分が感染しない為に受ける」ものであって「大切な人を守る為」に接種するものでは無かった。コロナの初期には、「高齢者やハイリスクの人達が行動抑制をしている間に、感染による免疫を獲得した人を増やし、その後、ワクチンによって高齢者やハイリスクの人を守る」という作戦だったハズです。これは正しい。

ところが、ワクチンが登場すると「大切な人を守る為に、接種対象の国民全員が接種しましょう」に変わってしまった。これは世界中で、ワクチン接種の目的がすり替えられた。

 

私は始めは新型コロナウイルス騒動は「経済兵器」だと考えていました。ロックダウンや規制によって経済を破壊し、補助金のバラマキによって強引にインフレを引き起こす「グレートリセットの道具」だと。ワクチンに多少の危険性があったとしても、統計的に分からない程度の害で、製薬会社の金儲けに過ぎないと軽く考えていまいた。

しかし、新型コロナウイルスの実質的な危機が過ぎても、各国政府がワクチン接種に拘り続けるのは何故か・・・・。陰謀論者で無くとも、そろそろ、その異常性に注意した方が良いのではないか。

 

私は新型コロナウイルスが日本に入って来た初期に、PCR検査のハードルを上げて国民が知らず知らずの内に感染する様に仕向けた故安倍元首相を高く評価しています。ワクチン接種やロックダウンにも彼は消極的だった。彼の背後には保守の大物達が居ましたが、彼らは日本人を守ろうとしていたのだと思います。

一方、岸田首相は官僚的ですから、財政的に日本の超高齢化社会が維持出来ない事に自覚的ですし、世界が同時にその解決に動くなら、彼はその流れに躊躇無く乗ると私は妄想しています。そして、私的にはそれを「悪」と断罪する気は毛頭無い。ただ、自分や家族、知人や、このブログの読者にその害が及ばない事を祈るだけです。