■ EUではワクチン接種率と超過死亡率に相関がみられる ■
上の記事のグラフの一つをを大きくします。
縦軸は追加接種を受けた人の割合、横軸は超過死亡率です。
超過死亡率という言葉は新しのですが、超過死亡率は、コロナによってどれだけ死者が増えたかを観測する新しい指標で「新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が発生しなかった場合に想定される死者数と、現在の新型コロナ禍での死者数の差を測る指標で、コロナ禍の影響をより包括的に示すスナップショットとして世界各地で使われている。」と説明されています。下の式で計算されていると思われます。
超過死亡率 = (実際の死者数 ー コロナ禍前の超過死亡から予測される死者数)/ コロナ禍前の超過死亡から予測される死者数
下の図は前回の記事で私が作った適当なグラフで「コロナ禍前の超過死亡から予測される死者数」が黄緑色のラインの相当します。赤が「実際の死者数」に相当します。(相当というのは、超過死亡の計算は複雑で、高齢化の影響などを考慮して調整されます)
最初のグラフは名古屋大学の小島名誉教授が作られたものだと思いますが、縦軸は各国のブースター接種回数を人口100人当たりに換算したものだと思われます。
ナナメの線は平均値の線で、ブースター接種回数と超過死亡率に「正の相関」が見られる・・・と言小島先生は主張しています。ただ、私が見る限り追加接種回数の少ない東欧諸国でも超過死亡率の増加が20%前後出ている国も多いので、必ずしも相関が強いと言い切れない・・・。
このグラフは死因は関係無いので、コロナ死者も、ワクチン死者も、その他疾病により死者も全て含んでいます。例えば、ワクチン接種率が低い刻でも、それによってコロナ死者が増えれば超過死亡率は増加します。
1) 世界的に超過死亡が増えている
2) ブースター接種率の高い国では、2022年以降、超過死亡が増える傾向にある
3) コロナ死者数は、ほぼ把握されているので、超過死亡の原因が新型コロナウイルスなのか、ワクチンなのか・・・謎
■ 3年振りに風邪を引いた ■
そういえば、私、風邪引きました。2020年の成人式の日に、風邪(コロナだと思う。だけど日本には正式には上陸していない事になっていた時期)に罹って以来3年振りの風邪。
お腹が調子悪くなった。首から肩回りがバッキバキ。頭が痛い。微熱。鼻水少々・・・こんな症状が1週間以上続いています。
絶対に「はやり病」だと思い、薬局でコロナとインフルの抗原検査キットを2900円出して買って、鼻の孔をホジホジして検査しましたが・・・残念な事に「陰性」。
しかし、上記症状は最新のXBB1.5株の症状と一致します(私、トレンドに敏感です)。とにかく肩周りの痛みが取れません。あと頭痛・・・。2020年のコロナの時もそうでしたが、私の印象は「しつこい風邪」。2020年の時は空咳が1か月以上続きました。今思えばお腹も調子悪かった。
コロナ後遺症の多くは、長く続く咳や間接痛や頭痛といった症状ですが、コロナ以前は「しつこい風邪」で片づけられていた。「しつこい風邪」を人にうつすと悪いので、仕事は在宅中心にしています。ちなみにカミサンはピンピンしています。「あんた、それ確定申告のストレスだから」と笑っています。・・・うつしてやる!
「しつこい風邪」に掛かった原因・・・「箱根駅伝・逃げ」でしょう。過激な運動は免疫を低下させるので。後、確定申告を終わらせなければという精神ストレス。XBB1.5株は免疫回避能力が強く、感染力も強い。最強の自然免疫をゲットした私でも罹る。尤も、3年も経っていますから抗体値は下がっています。XBB1.5は細胞免疫をすり抜ける能力が有りそうです。非接種の方はこの際に感染して免疫のアップデートを。
昨日、自転車で川越に武蔵野うどんを食べに往復110km、向かい風のアラサイを全力で走ったら、調子が上って来ました。風邪なんて2~3日おとなしくして、後は運動してたら、だいたい治ります。・・・まあ、体力の無い人はキツイ思いをするのでしょうが・・・。