GW恒例となっている「東京→直江津 C to C」。東京から新潟県直江津まで、自転車で1日で到達できるかという勝手チャレンジ。2019年に1度達成していますが、今回は3回目のチャレンジ。
前回は、浦安→川越→高崎→二度上げ峠→軽井沢→鳥居峠→菅平→小布施→飯山→直江津 と約300km、獲得標高 2650mもコースでした。今回はもう少しレベルを上げて、昨年自走で到達した渋峠を越えのルートを引いてみました。草津の前に暮坂峠を超えると、320km。獲得標高4200mという結構ハードなチャレンジになります。
浦安を夜22:30に出発しましたが、夕方まで仕事だったので、3時間程度仮眠してから出発する予定でしたが、「遠足の前の日症候群」が発祥して、全然寝れませんでした。朝4時から起きているので、かなり不安でしたが、とりあえず出発です。
川越までは快調でしたが、そこから高崎まで、とにかく寒い、眠い、ダルイの三重苦。標高2000mを超える渋峠のダウンヒル様に準備した冬用の装備が、埼玉の平地で役に立ちました。
夜が明けて、朝日を浴びると、眠気は取れて、元気も回復しましたが、ペダルを漕ぐ脚は重い。暮坂峠をパスして、草津高原駅から草津に登ろうと思いましたが、ヒルクライムで体温が上がると、眠気とダルさで意識が飛びそうになります。危険なのでどこかで仮眠したいのですが、暗くなってからの渋峠のダウンヒルは避けたい。
ロングライドにおいて「撤退は勇気」なので、草津を諦め、国道144号線で、鳥居峠を越えて上田に出る事にしました。上田まで行けば新幹線でホテルを予約している上越の高田まで短時間で行くことができます。体調が回復したら、前回の菅平超えのルートで、直江津まで自走する事も可能。
しかし、草津の分岐点から鳥居峠までの23kmの登りが長い・・・。すでに34時間寝ていないので、どこかで仮眠したいのですが、適当な場所が見つからず、結局、ボロボロになりながら、鳥居峠に到達。そこから上田まではダウンヒル。この時はアドレナリンがバンバン分泌されるので、眠気は感じませんでした。
上田で新幹線まで1時間程待ち時間があったので、上田城を見学する事に。細田守のアニメ映画『サマーウォーズ』で城内家の門が、上田城の城門だったので、一度は行きたいと思っていた。
渋峠、直江津自走は断念しましたが、上田城をゆっくり見学して、妙な達成感を覚えた、「東京→直江津 C to C」チャレンジでした。