■3ヶ月間1Kmも走らないで、フルマラソンは完走出来るか?■
暮れに人生初の体重65Kgを経験し、
年末、年始と娘とスポーツに明け暮れ2.5Kgの減量に成功。
・・・しかし・・・・、
繁忙期で土日に走れず、
娘、息子の卒業シーズンで飲み会が重なり(子供の卒業で何故???)
さらに、ハネームーン・ピーローとそれに続く気管支炎で、
なんと3ヶ月間、走行距離0Kmという異常な事態。
体重は風邪と気管支炎で病気痩せして63.5Kgですが、
落ちたのは多分筋肉。お腹の周りはタプタプ状態。
そんな人生最悪の状態で「かすみがうらマラソン」が19日にやって来ました。
出場しようか、止めようか・・・
今朝も気管支炎の咳で眼を覚ましたし・・・。
ぎりぎりまで布団の中で迷った挙句に、
「今負けたらオレはダメ人間ダ!!」と己にハッパを掛け、大会に出かけました。
とは言うものの、大会は10時スタート。
土浦駅に着いたのは9時50分。
大丈夫かオレ?
間に合うのかオレ?
ここまで来て、ダメ人間決定なのか・・・?
駅から会場まで何人かの集団でダッシュ!
リュックサックを芝生の上に放り投げてスタート地点へ。
列の最後に到着した頃、スタートのピストルと花火の音が聞こえて着ました。
しかし、マラソンの最後尾って・・・タイガーマスクが居るよ。
・・・ダイコンも居るよ・・・・。
1万2千人以上が42.195Kmに挑戦する今年の「かすいみがうらマラソン」。
最後尾でスタートゲートを通過したのは、スタートから13分後でした。
「かすみがうらマラソン」は関東近郊でシーズン最後のフルマラソン。
昨年マラソンデビューを果たした人が、再チャレンジしたり、
シーズンをここで締めくくる人も多い、人気大会です。
さらには、地元の方々の応援が暖かい。
普段はのどかな田園地帯に1万人を超えるランナーが突如やって来るのですから
地元はお祭り気分で、大会を盛り上げてくれます。
子供から学生、老人までが沿道で熱い声援を送ってくれます。
チアガール、祭り囃子、仮装の応援まで、様々に大会を楽しみます。
さて、私はというと・・・
そりゃー練習サボってましたから・・・
10Kmまでで8千人くらい抜いたら、もうスピードが上がらない。
・・・・ア・・・・ダイコンに抜かれた・・・。もうダメだ・・・。
こうなったら、「かすみがうらマラソン」の「真の楽しみ方」に徹するしかありません。
それは、私設エイド巡り。
フルマラソンでは、何キロ置きかに給水とかバナナなどのオフィシャルのエイドがあります。
しかし「かすみがうらマラソン」の名物は、沿道の方々が用意して下さる私設エイド。
のり巻き、たくあん、梅干、蜂蜜レモン、アメ、バナナ、オレンジ・・・。
さらにはアンメルツのスプレーまで用意して下さっていたりします。
もう涙ものです。
例年、練習不足で走る「かすみがうらマラソン」は20Kmを過ぎると
力尽きたり、ヒザが故障したりします。
そうしたら、もう後はひたすら地元の方のご厚意に甘えます。
80才を超えていらっしゃるというオバーチャンの大学芋。美味しかったです。
さて、レースも20Kmを過ぎると、霞ヶ浦湖畔のコースへと入ります。
町並みが古く、大きな門構えの農家や、昔ながらの商店が立ち並びます。
農家の方達のエイドの楽しみは、自家製の梅干。
汗で塩分とカリウムが抜けた体には最高です!!
さらに、上昇した体温を冷やしてくれるシャワーにも毎年救われます。
30Km近辺でしょうか、
コースの横に「崎浜横穴古墳」という史跡が現れます。
貝(多分、カキの殻)が大量に堆積してできた地層の露頭に横穴が開いています。
中には石仏が置かれていたりします。
毎年、気になっていたので、今年はカメラに収めました。
カキ殻の堆積地層は30万年以前のものですが、
霞ヶ浦って「浦」というだけあって、かつては海辺だったんですね。
平安時代までは気候は現代よりも温暖で、
霞ヶ浦、北浦、印旛沼周辺は全部海でした。
30Km以降は歩いたり、走ったり、食べたりの連続。
35Kmでは既に満腹!!
頑張れという声援に応えられずに写真など撮っていると、
ちょっとウシロメタイ気分にもなりますが、
一度、この暖かな大会を記録したいと思っていたので、今年は許して下さい。
来年は3時間前半を目指して、精進してきます。
さて、39Kmを過ぎてレースもいよいよラストスパート。
持久筋は使い切っていますが、瞬発筋は残っています。
3Kmだったら瞬発筋で充分走り切れます。
ここからスパートするのもズルイ気もしますが、
このまま終わってしまってはあまりに情けないので・・・。
ラスト3Kmはノンストップを心に誓いペースを上げます。
300人は抜いたでしょうか??
ようやくゴールに到着です。
しかし、辛い大会でした・・・というより単に食べて飲んでただけみたいだけ・・。
はっきり言って、レースでは無く、LSDトレーニングでした。
記録は初の4時間台陥落・・・個人タイムは4時間37分、6538/12556人。
まあ、練習しなかったらこんなモンでしょう。
「練習した距離はウソをつかない」というのがマラソンの格言ですが、
まさにその通り。
マラソンはアメリカの銀行の様に粉飾決算は出来ません。
来年、精進して3時間前半を目指します・・・。
しかし、このままだとサブスリーは永遠に無理だな・・・・。
暮れに人生初の体重65Kgを経験し、
年末、年始と娘とスポーツに明け暮れ2.5Kgの減量に成功。
・・・しかし・・・・、
繁忙期で土日に走れず、
娘、息子の卒業シーズンで飲み会が重なり(子供の卒業で何故???)
さらに、ハネームーン・ピーローとそれに続く気管支炎で、
なんと3ヶ月間、走行距離0Kmという異常な事態。
体重は風邪と気管支炎で病気痩せして63.5Kgですが、
落ちたのは多分筋肉。お腹の周りはタプタプ状態。
そんな人生最悪の状態で「かすみがうらマラソン」が19日にやって来ました。
出場しようか、止めようか・・・
今朝も気管支炎の咳で眼を覚ましたし・・・。
ぎりぎりまで布団の中で迷った挙句に、
「今負けたらオレはダメ人間ダ!!」と己にハッパを掛け、大会に出かけました。
とは言うものの、大会は10時スタート。
土浦駅に着いたのは9時50分。
大丈夫かオレ?
間に合うのかオレ?
ここまで来て、ダメ人間決定なのか・・・?
駅から会場まで何人かの集団でダッシュ!
リュックサックを芝生の上に放り投げてスタート地点へ。
列の最後に到着した頃、スタートのピストルと花火の音が聞こえて着ました。
しかし、マラソンの最後尾って・・・タイガーマスクが居るよ。
・・・ダイコンも居るよ・・・・。
1万2千人以上が42.195Kmに挑戦する今年の「かすいみがうらマラソン」。
最後尾でスタートゲートを通過したのは、スタートから13分後でした。
「かすみがうらマラソン」は関東近郊でシーズン最後のフルマラソン。
昨年マラソンデビューを果たした人が、再チャレンジしたり、
シーズンをここで締めくくる人も多い、人気大会です。
さらには、地元の方々の応援が暖かい。
普段はのどかな田園地帯に1万人を超えるランナーが突如やって来るのですから
地元はお祭り気分で、大会を盛り上げてくれます。
子供から学生、老人までが沿道で熱い声援を送ってくれます。
チアガール、祭り囃子、仮装の応援まで、様々に大会を楽しみます。
さて、私はというと・・・
そりゃー練習サボってましたから・・・
10Kmまでで8千人くらい抜いたら、もうスピードが上がらない。
・・・・ア・・・・ダイコンに抜かれた・・・。もうダメだ・・・。
こうなったら、「かすみがうらマラソン」の「真の楽しみ方」に徹するしかありません。
それは、私設エイド巡り。
フルマラソンでは、何キロ置きかに給水とかバナナなどのオフィシャルのエイドがあります。
しかし「かすみがうらマラソン」の名物は、沿道の方々が用意して下さる私設エイド。
のり巻き、たくあん、梅干、蜂蜜レモン、アメ、バナナ、オレンジ・・・。
さらにはアンメルツのスプレーまで用意して下さっていたりします。
もう涙ものです。
例年、練習不足で走る「かすみがうらマラソン」は20Kmを過ぎると
力尽きたり、ヒザが故障したりします。
そうしたら、もう後はひたすら地元の方のご厚意に甘えます。
80才を超えていらっしゃるというオバーチャンの大学芋。美味しかったです。
さて、レースも20Kmを過ぎると、霞ヶ浦湖畔のコースへと入ります。
町並みが古く、大きな門構えの農家や、昔ながらの商店が立ち並びます。
農家の方達のエイドの楽しみは、自家製の梅干。
汗で塩分とカリウムが抜けた体には最高です!!
さらに、上昇した体温を冷やしてくれるシャワーにも毎年救われます。
30Km近辺でしょうか、
コースの横に「崎浜横穴古墳」という史跡が現れます。
貝(多分、カキの殻)が大量に堆積してできた地層の露頭に横穴が開いています。
中には石仏が置かれていたりします。
毎年、気になっていたので、今年はカメラに収めました。
カキ殻の堆積地層は30万年以前のものですが、
霞ヶ浦って「浦」というだけあって、かつては海辺だったんですね。
平安時代までは気候は現代よりも温暖で、
霞ヶ浦、北浦、印旛沼周辺は全部海でした。
30Km以降は歩いたり、走ったり、食べたりの連続。
35Kmでは既に満腹!!
頑張れという声援に応えられずに写真など撮っていると、
ちょっとウシロメタイ気分にもなりますが、
一度、この暖かな大会を記録したいと思っていたので、今年は許して下さい。
来年は3時間前半を目指して、精進してきます。
さて、39Kmを過ぎてレースもいよいよラストスパート。
持久筋は使い切っていますが、瞬発筋は残っています。
3Kmだったら瞬発筋で充分走り切れます。
ここからスパートするのもズルイ気もしますが、
このまま終わってしまってはあまりに情けないので・・・。
ラスト3Kmはノンストップを心に誓いペースを上げます。
300人は抜いたでしょうか??
ようやくゴールに到着です。
しかし、辛い大会でした・・・というより単に食べて飲んでただけみたいだけ・・。
はっきり言って、レースでは無く、LSDトレーニングでした。
記録は初の4時間台陥落・・・個人タイムは4時間37分、6538/12556人。
まあ、練習しなかったらこんなモンでしょう。
「練習した距離はウソをつかない」というのがマラソンの格言ですが、
まさにその通り。
マラソンはアメリカの銀行の様に粉飾決算は出来ません。
来年、精進して3時間前半を目指します・・・。
しかし、このままだとサブスリーは永遠に無理だな・・・・。
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