今年(というか、もう去年なのだが、お許し願いたい)は、152冊を読んだ。8割が小説だ。面白い本ばかりで、毎日楽しい。ただ、読んだ本の内容が思い出せないから、このベストテンを選ぶのに、苦労した。自分がこのブログに書いた文章をもう一度読めば思い出すのだろうが、そんな余裕はない。だから、どうしても記憶に残っているものが、上位にくる。
今年のヒットは、偶然手にした濱田京子に尽きる。彼女の本と出会えて . . . 本文を読む
151本見た。これは劇場で見た本数より51本も多い。まぁ、現状では当たり前のことだろう。家で見るのなら、時間の融通がつくからだ。ほとんどが早朝に見ている。夜は疲れてしまって、見れない。見ていても、途中で寝てしまうからだ。早起きして、仕事の前に見る。でも、ウィークデーは無理だ。週末の早朝、4時から5時に起きて見る。結構集中して見れるし、その後すぐに仕事に行く。早くても、クラブは8時からだ。だから充 . . . 本文を読む
とても読みやすい短編集だ。すらすら一瞬で読めた。7つの食を巡る小さなお話は、そのひとつひとつが読んでいる僕らの心を暖かくしてくれる。それはおいしい料理を食べたときの幸せと同じだ。『食堂かたつむり』の小川糸が、なんでもない7つの料理を通して、「食べること」と「生きること」を教えてくれる。
ここに描かれる生と死、出会いと別れのドラマの中心には、いつも食事をする姿がある。わざとそういうドラマを作っ . . . 本文を読む