ジム・ジャームッシュの新作である。それがなんとゾンビ映画なのだ。なんで、またそんなものを彼ともあろう人が手掛けるのか、とは思わない。今ではもう十分巨匠の域に達した彼がこんな題材を手掛け、もしかしたら彼のことだから普通のゾンビ映画じゃないよな、というような(一応の)期待をちゃんと見事に裏切って、これがまぁ、なんと「ふつうのゾンビ映画」なのだ。やれやれ。まぁ、そこはそれ、彼のことだから、ただのホラー映 . . . 本文を読む
2ヵ月ぶりの映画館だ。ミニシアターに続いてTOHOシネマズも上映を再開した。4月公開予定だったいくつかの作品が先陣を切って公開された。うれしい。当たり前の話だけど、映画は映画館で見るに限る。TVだとかスマホなんかで見てもそんなのは映画じゃない。(この2ヵ月散々お世話になったくせに!)暗いところで、視界一杯に広がる世界と対峙する。ひとりスクリーンと向き合う。自分と映画だけの世界だ。映画の中に没入する . . . 本文を読む