これはスピルバーグの自伝的映画。なんと2時間31分の大作だ。そこには幼い頃から20歳までの時間が描かれる。映画少年だった日々のさまざまな記憶が1本の映画として綴られていく。初めての映画館。『史上最大のショウ』の列車と車の激突シーンを見た衝撃。彼はそれを再現しようとする。そこから映画にのめり込むことになる。8ミリカメラを手にしてのホーム・ムービー作りから始まり40人のキャスト、スタッフを集めた戦争大 . . . 本文を読む
もう1週間以上読んでいるがまだ終わらない。エッセイ集だから一気読みはもったいないけど、それだけじゃない。これはかなりのボリューム感のあるエッセイなのだ。普通エッセイは軽く読み物で、読んだ瞬間忘れてしまうことも多いが、これはそうじゃない。
最初の20ページほどのエッセイ『<希望>を書く』だけで1冊の長篇を読んだ気分だった。角田光代の自伝的小説って感じ。ここには彼女が作家になるまでの軌跡 . . . 本文を読む