椎名さんの『ナマコのからえばり』シリーズ第3作。まぁ、いつもの、どうでもいいようなエッセイだ。くだらない日常の身辺雑記でしかない。椎名ファンなら喜ぶかもしれないが、それ以外の人にとってはつまらない雑談でしかないだろう。とは言え、椎名さんが日頃気にしていることを、けっこう拘って徹底的に書いているから、読んでいて楽しい。要するに椎名さんらしさが満載されたエッセイなのだ。
椎名さんはあまりに忙しすぎてルーティーンワークをこなすだけでいっぱいいっぱいなのだろう。いくつもの連載を持ち、その締め切りに追われ、原稿用紙を埋めるためだけの文章を書くこともないわけではあるまい。もちろん誠実な人だから、手抜きはしない。とは言え、充分な時間をかけて綿密な計算のもと書くのではない。だいたいそんなことを椎名さん自身が望まない。
今まで彼のこういうエッセイ集をどれほど読んできたか、もう想像を絶する。なのに、新刊が出る度についつい読んでしまうのだ。
ここに書くべき問題は何もない。内容を紹介する気にもならない。だいたいそんなことして何になるだろう。そんなことしてる暇があるのならば、他の本を読むほうがいい。だからこんな僕の文を読んだりしたらいけないよ。
椎名さんはあまりに忙しすぎてルーティーンワークをこなすだけでいっぱいいっぱいなのだろう。いくつもの連載を持ち、その締め切りに追われ、原稿用紙を埋めるためだけの文章を書くこともないわけではあるまい。もちろん誠実な人だから、手抜きはしない。とは言え、充分な時間をかけて綿密な計算のもと書くのではない。だいたいそんなことを椎名さん自身が望まない。
今まで彼のこういうエッセイ集をどれほど読んできたか、もう想像を絶する。なのに、新刊が出る度についつい読んでしまうのだ。
ここに書くべき問題は何もない。内容を紹介する気にもならない。だいたいそんなことして何になるだろう。そんなことしてる暇があるのならば、他の本を読むほうがいい。だからこんな僕の文を読んだりしたらいけないよ。