オリジナルのジョン・ウォーターズ版同様、ストーリーらしいストーリーはほとんどない。ハリウッドのミュージカル大作なのに、ここまで何もない話でいいのか、なんてこちらが心配になるくらいだ。
オリジナルでディバインが演じた母親をジョン・トラボルタがやる!とても綺麗でキュートなオデブさんで、はまっているが、それだけでは飽きる。もちろん主人公は彼女の娘である同じようにオデブさんの女の子のほうで、彼女が堂々としていてパワフルで、凄い。しかし、それでももう少しお話に仕掛けが欲しい。歌と踊りが満載だが、飽きる。
黒人差別の問題は、この素材の隠し味にすらならない。そんな時代になったのを喜ぶべきなのか。ノーテンキな60年代グラフィティーと言い切るくらいに今は平和な時代になってしまったのか。黒人への差別が笑い話すれすれで描かれているなんて、考えてみれば凄すぎる。昔話として、こういう出来事が語られるのか。
全編歌って踊っての華やかな映画で、立ち止まってドラマを見せる部分は皆無なので、こんなにも何もない話でもOKなのだろう。ふとっちょの女の子が、なんのコンプレックスも持たず、自信満々に歌って踊って、カッコイイ男の子に恋をして、みんなからうらやましがられる。こんな映画が何の屈託もなく、作られる。なんだか、スゴイ時代がやって来たものだ。
映画自体はたいしたことはないが、いろんな意味ですごいから、これはこれでよかった、ということにしておこう。クリストファー・ウオーケンがトラボルタの旦那役で出ている。ラブシーンもある。もちろん笑える。
オリジナルでディバインが演じた母親をジョン・トラボルタがやる!とても綺麗でキュートなオデブさんで、はまっているが、それだけでは飽きる。もちろん主人公は彼女の娘である同じようにオデブさんの女の子のほうで、彼女が堂々としていてパワフルで、凄い。しかし、それでももう少しお話に仕掛けが欲しい。歌と踊りが満載だが、飽きる。
黒人差別の問題は、この素材の隠し味にすらならない。そんな時代になったのを喜ぶべきなのか。ノーテンキな60年代グラフィティーと言い切るくらいに今は平和な時代になってしまったのか。黒人への差別が笑い話すれすれで描かれているなんて、考えてみれば凄すぎる。昔話として、こういう出来事が語られるのか。
全編歌って踊っての華やかな映画で、立ち止まってドラマを見せる部分は皆無なので、こんなにも何もない話でもOKなのだろう。ふとっちょの女の子が、なんのコンプレックスも持たず、自信満々に歌って踊って、カッコイイ男の子に恋をして、みんなからうらやましがられる。こんな映画が何の屈託もなく、作られる。なんだか、スゴイ時代がやって来たものだ。
映画自体はたいしたことはないが、いろんな意味ですごいから、これはこれでよかった、ということにしておこう。クリストファー・ウオーケンがトラボルタの旦那役で出ている。ラブシーンもある。もちろん笑える。