「中村」(丸亀市)


 丸亀市にある「中村」に行きました。先日再訪した「なかむら」の兄弟店(弟さんの店だったか?)です。好きだった「なかむら」の食感が昔と変わっていて残念だったので、こちらはどうなったのか確かめたくなりました。

 「中村」は本家のような畑の脇の掘立て小屋ではなく、マンションの1階を使用した店舗です。開店時間に合わせて到着すると20人近くが店の前に並んでいました。入店すると注文を受けるおじさんがどこに座って、どう振舞うか説明、仕切ってくれます。
 私は「ひやひや」、妻と娘は「釜玉」を注文しました。食べる分だけその場で作っているライブ感があり美味そうな雰囲気があります。食べてみると、思い出しました、これですこの食感。細いチュルチュル麺、しなやかな喉ごし。硬派の多い讃岐うどんのバリエーションの中でこの軟派の系統は貴重です。いつまでも残してもらいたいです。「なかむら」系は兄弟店で受け継がれています。

 この後、同じ丸亀市にある「夢う」と「斉賀製麺所」に行きました。両店とも初訪問。「夢う」は見た目は地味ですがもっちりとした食感で美味かったです。噛んだ歯を押し返すような何系というのでしょうか強いけど優しい麺です。駐車場が少ないというか無いというかどこかに停めなければならないのはネックです。
 「斉賀製麺所」はテレビで紹介されていたので行ったのですが、人気という肉ぶっかけは確かに美味しかったです。大将は「田村」で修行したということで麺はノーマルタイプの高品質、トッピングの牛肉が特によかったです。これまで肉うどんが名物という店で何軒か食べたことはありますが、ガイド本の写真とは別物が出されることばかり。ここの肉は上質で味付けもグッドです。肉うどんとしてはこれまでで最高の一杯でした。


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柴田ヨクサル「ハチワンダイバー」


 この漫画を忘れていました。賭け将棋を生業にしている真剣師と秋葉原のメイド喫茶で働いているメイド(別の顔は女真剣師)等の活躍を描く「ハチワンダイバー」。将棋と秋葉原オタク文化というミスマッチを超大袈裟な描写で魅せます。

 途中でゲームとかオタク系に偏りかかったのでパスかなあと思ったのですが、設定は大袈裟漫画風ながら将棋の真剣勝負というメインテーマは本格的(鈴木大介八段が監修)でストーリーを引き締めています。
 まだまだ全貌は見えませんが、奨励会で4段に上がれずプロを断念せざるをえなかった元奨(もとしょう)達の無念がこのストーリーにリアルな迫力を与えています。

 11巻まで来ましたが、これからどうなるのかワクワク楽しみな漫画です。


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