ウラジミール・シャフラノフ・トリオ「ホワイト・ナイツ」

             


 数年前まではどの街にもタワーレコードかHMVがあって、目当てはなくてもぶらっと入って新譜などをチェックしていたのですが、この環境の変化で音楽ショップが激減しています(というより、売り場面積が縮小されて楽しめなくなった店舗が増えています)。


 それでも通常はアマゾンで購入するので問題はないのですが、発売当日に店頭で買ってすぐに聴きたいときには音楽ショップです。この1~2年は銀座の山野楽器が多いです。ロックコーナーかクラシックコーナー目当てなのですが、ジャズコーナーも充実しています。


 そこで知ったウラジミール・シャフラノフ・トリオの「ホワイト・ナイツ」、デイビッド・ニュートン・トリオの「インスパイアード」、エルマー・ブラス・トリオの「ナハトミュージク」です。


 マイルス・デイビス、ビル・エヴァンスが有機的な濃い音楽だとすると、無色透明、純音楽的です。BGMに適しているなどというと、要するに中身のない音楽なんですねと言われそうですが、何も考えずに音楽を楽しめる疲れない音楽です。


 基本的にあまり音楽を聴かないモードは、この数年ずっと続いてはいるのですが、この3枚は、ここ数か月、繰り返し聴いています。素晴らしい演奏、録音です。


 「ホワイト・ナイツ」は、おそらくジャズ界では有名な澤野工房という大阪の輸入元(?)のディスクで、「すべてはこの1枚から始まった」と店頭のポップにありました。



             



             






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