近くの野山で・・・

　秋の穏やかな日差しが戻って来た。近くの野山に、秋を見つけに散策。
道沿い、野バラが赤橙色の実を降り注ぐ陽射しに輝かしている。






ネバリギクは、この時期、野に咲く花の主役。花色のバリエ－ションが
豊富で鮮やか。元々は、遠い昔に北アメリカから観賞用として渡来した帰化
植物です。


 ユウゼンギク。この場所は、やや標高が高い。平地では花の盛りは過
ぎたが、 今、爽やかな花を咲かせている。花名の由来は、花の色が友禅染
のような美しさから。この野花も北アメリカ原産の帰化植物。秋が深まると地
上部は全て枯れ、根を残し冬を越す耐寒性宿根草です。


野良ニンジンの鳥の巣。花の開花時には想像できないユニークな種穂。
この植物も帰化植物、ヨーロッパが原産のニンジンの原種です。


ガマズミが葉を薄紅色に染め始めた。今年の秋は寒暖の差が激しい。
本格的な紅葉もまじかです。一足早い、ガマズミの紅葉です。