2012年、当ブログに登場する初の夕日。西の空をスクリーに映し出される
夕日の光景は、自然界の中で特に、印象的に心に滲み入る。当然だが2度と同
じ夕空は出現しない、 一期一会の世界の極め。
対岸の渡島半島は噴火湾を隔て37km彼方。半島の上空には薄雲が横に低く
たなびく、新春の穏やかな夕暮れ時です。
〔自然を前にして、思うこと〕
昨年は誰もが経験した事がない、計り知れない自然の脅威を見せつけられた。
一面、普段は安らぎを見せてくれる素晴らしい自然。しかし、時代がどんなに進歩し
ても自然が発するエネルギーを侮れない事を改めて知る。
東日本大震災で被災された方々は、永遠に忘れ得ないだろう。一方、被害地から遠の
く程、また、時の経過に伴い水紋が広がるように記憶が薄れるのも人の常かと思う。
自然が発する無限大のエネルギーを消滅させることは困難。でも、この機会に自然
災害への備えを方便の想定外ではなく、真の防災・安全の確保を国政を担う人、企業
家、そして国民の一人一人が心を一つにして実現しなければならない。
備えの構築を成し遂げる事は、今、この時代に生きる者が、後世への遺産として引き
継がなければならない責務と思う。
一方、自然界との共存は、人類が永遠に抱き続ける課題の一つ。小生の無い頭を絞り
提言、震災日3.11を風化させたくない。防災に対し国民全体が振り向く日として
是非、国政を担う人たちに法制化の実現を望みたい。
年が明け、当地の日の入り時間がだいぶ遅くなり始めた。日暮れの時間
が遅くなり始めると、毎年の事だが何故か心が軽やかになる。
今日、当地の日の入り時間は16:15分、カメラアングルは室蘭市崎守埠頭
から西空の光景です。
連日のように、ドラマチックな夕日が出現しています。昨日8日の夕日です。
この季節になると、噴火湾の上空は雪雲のメイーンストリート。流れる雲が太陽
を遮り、様々な光の散乱現象を見せてくれる。
カメラアングルは、上記投稿記事の画像と同じ場所 室蘭市崎守埠頭から西空
の眺望です。
Nikon D3100(NIKKOR 55-300mm.ED)