ようやく、紅葉が山麓に降りてきました。カメラの立ち位置は室蘭岳の裾野 標高165m程の場所
からの眺望です。
当地では、10月を迎えてからも暖かな日が続いていました。一方、2~3日前からは 秋を通り越
し、初冬のような冷え込み。雑木林の中では、陽気に併せるように、ツタウルシが葉を鮮やかに色付
かせています。
灌木の多くは、未だに緑色の葉を茂らしたまま。秋の陽射しが差し込む雑木林の中では、絵具を
キャンバスに塗りたくったかのように、さまざまに色付いたが葉が秋風にざわめく。
ガガイモは、夏に咲く花も実の形もユニーク。意外ですが神話にも登場する植物です。今の時季
になると殻の中にはビッシリと「絹毛」を付けた種を実らせます。実が熟し、殻が割れるとタンポポの
種のように風に運ばれ飛んでいきます。