絵鞆岬の展望台からの眺望です。今日は薄らと靄がかかり、遠方の景色がぼんやりと霞む。大気が
澄んだ日には、周辺の山々の展望が広がります。絵鞆岬は室蘭八景の一つ、市内屈指の景勝地です。
岬の沖合の海域は遠浅の岩礁帯。海藻が生い茂る海底には、ナマコやウニなどの魚介類が豊富。
今、ナマコ漁が最盛期を迎えています。
ナマコの底見漁は、箱眼鏡で海底をのぞきながら右手で船外機のレバーを操作し磯舟を巧みに操る。
もう一方の手に持った、先端に網の付いた長い竿の先につけたタモで海底のナマコを採取します。
イソヒヨドリ。展望台から50メートルほど離れた崖に生える灌木の梢で囀る。
絵鞆岬の駐車場からの風景です。一般的に岬と名がつくと人里から離れる場所が多い。絵鞆岬は
住宅地と隣併せです。
手前に映り込む道路は、半島を東西に縦走する測量山観光道路。野花を求めて、坂道を右の方向
に車を走らせる。