隣町。登別市の郊外を流れる幌別川は、後方に連なる山々を水源とする流れの緩やかな清流です。
葦が生い茂る川岸や川洲は、野鳥たちの絶好のサンクチュアリ。流域一帯は 一年を通して数多くの
野鳥が生息しています。
今年もオオハクチョウが、遙か3000kmほど離れた繁殖地のシベリアから飛来。長旅を終えて
羽を休めています。
オオハクチョウに入り混じり他の水鳥も越冬中。キンクロハジロ、名前の通りに目が金色で体は
白黒のツートン。頭の後ろの冠羽が特徴的な水鳥です。
ホオジロカモです。目の下の白斑が鳥名の由来です。
オオバンは、赤い瞳と真っ白な眉間からクチバシが特徴的な水鳥です。あまり見かけない水鳥。
その一方、一度の産卵で最大13匹ほどヒナが誕生するそうです。
カワアイサイは、独創的な姿や羽の色をした水鳥です。
水鳥は、この川面の上流で冬を越しています。川の両岸には家々が立ち並び町が広がっています。