市の郊外の海岸線沿いで、国の天然記念物のコクガンが渡りの途中に羽を休めて
います。沿岸部の海中には、餌となる海藻などが豊富。長旅のエネルギー補給に、
毎年 数種類の水鳥が降り立つ場所です。
コクガンの群れと、行動を共にするスズカモとマガモ。
磯の周辺には、コクガンの好物のフノリなどの海草や海藻がたくさん。
間もなくすると、コクガンは遥か遠くの北の繁殖地へと飛び立って行きます。
磯の前面には噴火湾の大海原が広がる。37km程離れる、対岸の渡島半島に君臨
する北海道駒ケ岳が春靄の中に浮かび上がる。
付近一帯の海域にはホタテ貝の養殖場が点在、漁船がホタテ貝を満載エンジン全開
で漁港へと・・・。