グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

冬の陽射しの中で・・・

2012年02月15日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)


昨夜の夜半から発達した低気圧が、北西からの強い風に乗せて雪を運んで
来た。当地では、秋~冬・冬~春への季節の変わり目になると、低気圧が発達し
ながら次から次へと通り過ぎて行く。午後になり雪は止み青空も覗いたが暴風警
報は発令のまま。
 鉢植え栽培のカーネーション。 先日、投稿した時点では蕾。屋外は-5℃、冷た
い風が吹きすさむ。 外の寒さをよそに、開花期ではないが
花を咲かせ始めていま
す。


雪の積もった庭に 野鳥の訪問者です。





 野山の木の実を食べ尽くしたのだろうか、ヒヨドリが、2日ほど前から、庭に
やって来た。庭にはたわわに実を付けた2本のベニシタンの木がある。ヒヨドリは、
ベニシタンの赤く熟れた実が大好物。3月の初旬頃までには、すべての実は食べ
尽くされる。
それまでの間、毎年恒例、ヒヨドリの甲高い囀が庭に響き渡ります。
        (ヒヨドリの画像が白っぽく見えますのは、居間のガラス窓越しの撮影によります。)

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有珠湾のオオハクチョウ

2012年02月11日 | 室蘭の景色




 有珠湾は道内では稀なリアス式海岸。湾の奥には有珠漁港。岸壁を埋め
尽くすように、船尾に小型クレーンを装備したホタテ養殖漁船が繋留されている。
有珠漁港は、数多くの海産物と
道南で有数のホタテ貝の水揚げ量を誇る漁港で
す。


有珠湾で越冬中のオオハクチョウ。

灰白色の幼鳥と2羽の成長、オオハクチョウは一夫一妻。おそらく、この3羽
はファミリー。





冬でも穏やかで餌の豊富な有珠湾には、毎年、オオハクチョウが飛来し越冬
する。今シーズンは、周辺の気温が例年と比べて低い。さらに南に下ったのだろう
か、数が少なく見える。
あと、一ヶ月もすると越冬を終えて 3,000キロほども離れたシベリア・タイガ地帯
の繁殖地に向かい飛び立つ。シベリアより温暖なこの地で 新たな生命の誕生をと
思うが、これも常しえから続く自然の摂理。旅立つ日まで、
ゆっくりと英気を養って
欲しいと思う。

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海辺の駅

2012年02月11日 | 室蘭の景色




  JR室蘭本線、北舟岡駅は 波打ち際からの高さ1.9メートルほど、
海面すれすれ。ホームに立つと目の前に内浦湾の大海原が広がる。
沿線には無人駅が多い。この駅も一日の乗降客は僅かだが、
近隣の街
に通学する学生や付近で生活をされている方々
の用足しに欠かせない
、ワンマンカーだけが停車する海辺の小さな無人駅です。






ホームから室蘭方面の景観です。ブルーの列車は、札幌~函館に向い寒風
を裂いて疾走
する 室蘭本線の花形 特急スーパー北斗です。


 遥か彼方は函館、隣の主要駅 伊達紋別方面の景観。ホームを通過中の
貨物列車の
愛称、レッドベアーは、北海道の物流輸送の力強いエースです。
後方に見える雪を抱いた山は、標高737メートルの有珠山。近年ではH2000年
に大噴火。今も山頂付近から盛んに、水蒸気をたなびかせている活火山です。

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外は氷点下の真冬日

2012年02月09日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)




 2~3日前の季節を取り違えそうな暖かさから 一転、氷点下の真冬日に後
戻り。家の前の道路は全面ツルツル、圧雪・アイスバーン状態です。

 窓辺で育てているエロディウム。紅色と白花は、我が家のマスッコトフラワー。
生育条件が揃えば通年花を見せてくれる。昨年の12/24にUP、一時花数を減
らしていたが、
ここにきて 再び花を咲かせ始めている。
庭のエロディウムは、雪の下で越冬中。エロディウムの流通名はヒメフウロ。滋賀
県の伊吹山などに自生する、ひめふうろ(姫風露)と混同しそうな花名。
 エロディウムは元々、地中海沿岸方から渡来。やや乾燥した環境を好む生育旺
盛な、寒さに とても強い常緑多年草です。


開花を待ち侘びている鉢花です。

今まで気が付かなかった事だが、シンビジュームが茎と花柄の接点に透明
な雫を付けている。
2月も下旬を迎える頃には花を咲かせそうな勢いで蕾を大きく膨らませています。


開花寸前です、カーネーション。元々 四季咲きの品種、蕾の先端に濃ピンク
色の花びらを僅かに
覗かせ始めています。

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冬の陽射しの中で・・・、イタンキ浜

2012年02月08日 | 室蘭の景色




イタンキ浜は、日本の渚100選にも指定されている。広大な太平洋
に面した風光明媚な砂浜海岸。
昨日までの暖かさと打って変わり、日中の気温は-6℃。
冬の陽射しの
中を北西か
らの冷たい風が浜辺を吹き抜ける。
防寒服で身を固めているが、陽射しが強いためか、そう寒さは感じない。
それにしても、今シーズンの冬の気候変動は、記憶にないほど激しすぎ
る。


 浜の背面には、高さ80メートル程の火山砕屑岩の白い崖が、浜に
アクセントを加えるように連なっています。





イタンキ浜の長さは、1.7キロメートルほど。西側の浜と東の浜とは
雰囲気が
大きく異なる。
西側の浜には、数十個の背丈を越す巨大な岩石が浜を覆い
隠すような
独特な景観が広がります。{注釈:背丈=175㎝}

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寒さが緩む

2012年02月06日 | 室蘭の景色




 今日、当地の日中の最高気温は4℃、気象台の発表では2月下旬~3月
上旬の暖かさ。確かに雪解けと勘違いするような陽気の一日。ようやく、冬型の
西高東低の気圧配置が崩れ始めたよう。
 当地では、毎年この時期から春に向かい陽気は、 一進一退を繰り返しながら
ゆっくり、ゆっくりと動き始めていきます。
 夜の帳が下りるころになっても、季節外れの暖かさ。イルミネーションライトと、
数基の投光器で照らし出された白鳥大橋が、冬の夜空と波静かな漆黒の海面
に浮かび上がる。全ての光源は風力発電で発電されたクリーン エネルギー。
 白鳥大橋はU字形の室蘭港を跨ぐように架かる全長1,380m、関東以北最
規模の吊り橋です。                         〔2/9再編集実施〕

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くれなずむ空

2012年02月04日 | 室蘭の夕日&夜景


日の入り時間が、ここにきて一挙に遅くなり始めた。いつも、西の空に連なり
流れていた厚い雪雲は影をひそめる。変わって、ちぎれた雲が夕日に照らされて
ゆっくりと漂う。



 
今日、当地の日没時間は16:50分。カメラアングルは日没直前の室蘭崎守
埠頭から、穏やかに暮れていく西空の光景です。

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洞爺湖の しぶき氷

2012年02月03日 | 室蘭の景色


洞爺湖の しぶき氷の季節です。この時期になると北西から吹きつける強い
風に湖面が波立つ。岸辺に打ち寄せた波が、しぶきを飛び散らす。石や木々に、
付着したしぶきが凍りつく。これからも暫く寒さは続く、しぶき氷は 日毎に様々な
形に姿を変えていきます。









洞爺湖は、ほとんど凍らない道内でも数少ない不凍湖。しかし、今年の道内
は10年に一度の寒さ、岸辺の湖面の一部が凍る場所も。 
しぶき氷も例年になく、形が明瞭で変化に富む。しぶき氷は、冬の洞爺湖の風物
詩です。

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いつもの散歩沿いで・・・

2012年02月02日 | 室蘭の景色




湧水も凍る。今シーズンは真冬日の連続。居住地につながるの生活道路脇
の崖から滲みだす湧水が凍りつき 日一日と成長。1月の初旬頃には目立たなか
ったが、ここに来て遂に高さ1.5mほどの氷柱をを創り出す。このように大きな氷
柱は、過去に見た事はない。


氷柱の脇を生活道路が走る。雑木林にやや陽が遮られる場所だが路面は
ロードヒーティング施工。
 路面に降った雪は、すぐ解けて凍ることもない。この季節、車両の走行時の安
全が確保されています。


道すがら


ガガイモの枯れた種サヤ。離れて見ると、野鳥が枝に止まっているのかと
錯覚を起こしてしまう程です。



この時期、クマザサの緑色と雪の白さとのコントラストは、目に清々しく映り
込んできます。


ナナカマドの赤オレンジ色の実が、冬の空と積もった雪を背景に冬景色に華
を添えている。
明日から節分・立春と暦は進み、寒さも そろそろ底をつく。陽射しを見ると、確実
に太陽は
高度を増しり始めている。寒さは、まだまだだがゆっくり・ゆっくりと季節
は春に向かって
移り始めています。

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