3月も中旬。緩やかに、海面を渡って来る風が心地よく感じる。ようやく、早春の季節が到来してきま
した。カメラアングルは、「エンルムマリーナ室蘭」の近傍から港内の眺望です。
遊漁船の係留地。内防波堤に囲まれた港内でも特に波静かな海域です。水鳥達にとっても快適な
陽だまり。シノリカモが、生けす用の浮き球の上に乗り 日向ぼっこです。 当地ではシノリガモは、冬になるとよく見かける水鳥です。雌の羽根の色は地味ですが、雄のシノリ
ガモは派手な色彩と独創的な模様が特徴的な水鳥です。
3月も中旬。緩やかに、海面を渡って来る風が心地よく感じる。ようやく、早春の季節が到来してきま
した。カメラアングルは、「エンルムマリーナ室蘭」の近傍から港内の眺望です。
遊漁船の係留地。内防波堤に囲まれた港内でも特に波静かな海域です。水鳥達にとっても快適な
陽だまり。シノリカモが、生けす用の浮き球の上に乗り 日向ぼっこです。 当地ではシノリガモは、冬になるとよく見かける水鳥です。雌の羽根の色は地味ですが、雄のシノリ
ガモは派手な色彩と独創的な模様が特徴的な水鳥です。
陽射しが日毎に強まってきました。陽気に誘われて、室蘭岳の裾野まで足を延ばしてみました。広大
な牧草地の中を農道が走る。先日までは、深い雪に閉ざされ通行は不能でした。
近頃の暖かさで、一挙に雪解けが進みアスファルトの路面が現れる。この牧草地の中を行く道の雪が
解けると、当地にも本格的な春が訪れて来ます。
道路際の北に面した雑木林の中。
木々が純白のキャンバスに、早春の陽射しを受けて薄墨色の影を描き出しました。
帰りに立ち寄った海岸線にほど近い森の中。雪はすっかり解けて、木々も瑞々しさを増しています。
先日にも投稿しました、森の中を流れる小川に自生するクレソン。葉の色が一際鮮やかになってきま
した。
久し振りに、西の空がやわらかな茜色に染まりました。このところ、当地では好天が続いています。
先日の季節を後ずさりするような天候から、ようやく平年並みの陽気。夕刻になり風がそよぎ始めまし
たが、この時期にしては すこぶる穏やかな夕暮れ時です。 今日の日没時間は17:40分。 カメラアングルは、室蘭港崎守埠頭から外防波堤越しに眺める西空
の光景です。
西の空に沈む夕日と入れ替わり、東の空に月が昇る。崎守埠頭に隣接する工場のスポットライトと
見違えそうな光景でした。
今日の朝は、冬の名残のような空模様から一変。晴れあがった空の蒼さを背景に、普段見慣れない
雲が 緩やかに天空を横切りながら流れる。一見、「変わり雲」のショーを見ているような朝景色でした。
高層雲が太陽光に照らされ、雲の縁を赤色や青色に彩られながら流れて行く。
室蘭岳の上空に出現したレンズ状の雲です。
霜が降りました。以外に思われるでしょうが、当地では冬の時季には霜は降りません。季節が春に進
むに連れ気温が上昇。地面から微かにですが水分が立ち昇り始めた証です。
対岸の渡島半島は噴火湾を隔てて37kmほど離れています。半島には活火山の蝦夷駒ヶ岳が君臨
しています。眺める場所によって山容が大きく変わります。当地から見ると、富士山によく似た美しい形
をした山です。
ストレプトカーパスが、長く細い茎の先に淡い青紫色の花を咲かせ始めました。一般的な開花時期は
5月~10月頃ですが、一定の生育環境を保つと一年を通して花を咲かせます。さらに、伸びた茎を切り
取り 水に挿しておくだけで発根。株を たやすく増やすことができる植物です。
ポトスは観葉植物の定番。多少の水遣りを怠っても枯れず、水を与えすぎても根腐れしない丈夫な
植物です。さらに、伸びた茎を切取り 水に差して置くだけで苗が出来る。全てに 育てや易い観葉植物
です。
センベルビブムの原産地は、ヨーロッパの高山帯の冷涼な場所。少々、暑さや蒸れには弱いですが、
生育旺盛で寒さに とても強い多肉植物です。
オリヅルラン(折鶴蘭)も、観葉植物の代表格のような植物。成長は旺盛、植え替え時の株分で生じ
た株の処分に困るほどです。左側に映り込んでいる2本の茎はランナー。ランナーの先に子株を作りま
す、子株をもぎ取り水に差しておくだけ発根する逞しい植物です。
トピックス:NASAが行った観葉植物の研究結果で、空気洗浄効果が高い5種類の植物の一つとして、
オリヅルランは選ばれています。
このところ、当地では緩やかに季節が移り始めていました。一変。今日は冬へ逆戻りしたような陽気。
春へと気持ちが舵を切っているためでしょうか、真冬の頃よりも風が冷たく感じる一日でした。
一方、週間天気予報では、週末あたりから再び気温が上昇。ようやく、季節は春へと歩みを早めそう
な気配です。
この時期の恒例、牧草地には餌を求めてツグミが集まる。とても敏捷で些細な物音でも飛び立ちます。
10羽ほどの小集団、飛び立ち舞い降りる様子を見ていると、早春の鼓動が伝わって来ます。
ネコヤナギが、紅色の殻を破って絹毛の花穂を覗かせ始めました。早春の野山で、いち早く春の息吹
を感じさせてくれる樹木です。
この場所は、室蘭岳の裾野に広がる牧草地帯です。先日まで、雪で道が閉ざされ車両の通行が出来
ませんでした。周辺一帯は、強い西風が吹き抜けますので、雪が降りますと見事な雪庇が出現します。
一方、近頃は、雪も降らずに気温も上昇。その影響で雪の庇は解け始め,、残念ながら今回は撮影のタ
イミングを外してしまいました。雪庇は、毎年楽しみにしている春先の光景です。
陽射しが こぼれる林の中。春告花の福寿草が、枯れ葉を押しのけるように蕾を立ち上げ始めました。
すでに、開花を始めた蕾も・・・。あと4~5日しますと、この林床では福寿草の花が咲き競い合います。
林の中に、地下水が湧き出る小さな湿地があります。
クレソンの若葉と蕗の薹から、春の息吹がほとばしる。この湿地では、間もなくしますとヤチブキの蕾も
膨らみ始めます。
先日まで、庭には30センチほどの雪が解けずに積もっていました。このところの気温の上昇で、雪が
解け、2か月半ほど積もった雪の下で、冬を越していました植物が姿を現しました。
我が家の庭で、育てています草花のほとんどは、寒さに強い多年草と宿根草、そして球根草です。今回
は、主だった常緑多年草の紹介です。
ユキノシタ。本来の自生地は、北海道を除く本州方面ですので、道内で露地栽培しているのは稀です。
当地の厳寒期の外気温は 氷点下7℃ほどにもなります。細い根を石や土の表面に貼り付かせ生育。何
故、凍り付かないのかと不思議に思うほどです。このユキノシタは、十数年前に、新潟県柏崎市から持ち
帰り育て続けています。
アラビス プロクレンスです。このように常緑のまま、雪の下で冬を越してきました。春一番に、細い茎の
先に白い小花を密に咲かせます。生育旺盛なアブラナ科の寒さにとても強い多年草です。
ムラサキナズナ。和の響きを持つ草名ですが、正式の名はオーブリエチア。初夏の頃になると、4弁の
青紫色の小花を群がるように咲かせます。この植物も寒さをものともしません。 ツルハナガタ(蔓花形)。花は初夏の頃に可憐なピンク色の花を咲かせます。原種は、中国中南部や
ヒマラヤ地方の高地に自生するサクラソウ科の常緑多年草です。
先の投稿記事(Vol.1)と同じ日に撮影した風景です。この時期は雪解けが進む場所と、未だに雪景色
をとどめる場所が混沌としています。
この場所も、海岸線からだいぶ奥まった畑作地帯。先日までは、一面の雪景色でしたが、近頃の気温
の上昇で雪は解けて 、数か月ぶりに畑の土の香が漂い始めました。
雪が解け、姿を現した蕗の薹です。この早い時期に、蕗の薹を見つけたのは初めてのことです。毎年
の恒例、自然からの知らせです。『蕗の薹が、雪の下から顔を見せますと早春の季節の開幕です』。
当ブログ記事に度々登場します家の近く、広大な牧草地からの風景です。春夏秋冬を通して季節の移
ろを見せてくれます、当方にとりましては季節の定点観測場です。
薄っすらと雪が残っていますが、冬枯れ色の牧草が見渡せるようになりました。撮影日は3日前。今日
(3月1日)は、陽射しも強く昨日に続き気温が上昇。季節は、一挙に早春へと歩みを早めはじめました。
市内の平地部の雪は、近頃の気温の上昇でほとんど姿を消しました。この場所は市街地から10km
ほど離れた山間部。雪解けは進んでいますが、一帯には、未だに、このような雪景色が広がっています。
天気予報では明日以降、気温が平年より高めに推移とのこと。一挙に雪解けが進みそうです。今シー
ズンの雪景色は間もなくしますと幕が下ります。
なんの変哲もない景色ですが、カメラに撮り込みますとそれなりに・・・。青空と雪原とのコントラストが、
一際鮮やかに目に映ります。 市内に在中の方々でも、この画像を見られたら何処かと?首を傾げられると思います。雪に覆われて
いない時は、たんに道路沿いの小さな崖です。雪が積もりますと、普段見慣れている風景をガラッと別世
界に変貌させてくれます。この雪庇の風景も、間もなくしますと跡形もなく消滅します。
今日、室蘭の桜の開花日が5月6日と発表されました。この雪原は「牧草地の一本桜」としまして近年、
CMなどにも起用され全国的に名を馳せています。桜の老木の推定樹齢は100年以上。左前方に小さく
映っていますのが その桜の名木です。