今年も隣町を流れる幌別川に、数十羽のオオハクチョウが越冬しています。あと1ヶ月程すると、
再び3000㎞ほど離れた繁殖地のシベリア方面に向かって飛び立ちます。
幌別川は、北側に広がる山塊を水源とする流れの緩やかな河川です。さらに、葦が茂る川岸や川洲
は野鳥の絶好の生息地。流域一帯は、一年を通して野鳥のサンクチュアリです。
オオハクチョウです。
キンクロハジロ。目が金色で体は白黒のツートン。頭の後ろには丁髷のような冠羽が特徴的な水鳥
ですです。
カワアイサのメスは 独創的な羽色をした水鳥です。ウミアイサに似ていますが、首の下の羽の色が
はっきりとした白なので区別することができます。
2月は当地でも冬の折り返し地点、寒さも底を突く季節です。今朝の外気温は氷点下7℃ですが、
無風で陽射しもあるので体感温度は厳しく感じません。これから3月に向けて、ゆっくりゆっくり
と気温は上昇し始めます。
室蘭港の入口付近。防波堤やテトラポッドに波のしぶがが凍り付く。
今朝も氷点下10℃、日中になっても氷点下3℃の真冬日。室蘭港のカーフェリー桟橋付近の海面に
蓮葉氷が出現しました。
蓮葉氷は、水温・風・波など数々の条件が整うとできます。一般的には海水の動きが滞る港の奥、
波静かな海面に出現します。
蓮葉氷はフレーク状の薄氷。さざ波に揺らぎ接触し合うと、氷の縁がまくれ上がる。その形が 蓮
の葉を連想させます。蓮葉氷は、厳寒期の室蘭港を彩る風物詩です。
今日の朝は、放射冷却も影響して厳しく冷え込みました。カメラアングルは、室蘭港の最も奥まった
波静かな小型船舶の船溜まり。今年も厳寒期の風物詩、蓮葉氷が出現しました。
蓮葉氷は、海水温が下がると出来るフレーク状の薄い氷です。緩やかな波にもまれ、互いに接触し
合うと氷の縁が少しまくれる。その形が、蓮の葉を連想させることから蓮葉氷と呼ばれています。
蓮葉氷は、柔らかな氷の結晶の集合体。そのため、水温が上昇すると瞬く間に解けて消滅してしまい
ます。
市内の街路樹のほとんどがナナカマド。秋に稔らせた実をつけたまま冬を越しています。湿り気が
ある雪がナナカマドの実の上に積もる。本来、陽射しがあると雪とのコントラストが一際鮮やかに
目に映り込みます。
ツグミは美しい模様の羽の色が特徴的です。シベリア方面から大群で渡ってくる冬鳥の代表です。
昨日、私用で本州方面から一週間ぶりに家に戻る。毎年恒例、短時間にドッカと雪が降るドカ雪の
季節が到来していました。
このドカ雪のように大降りな雪は、あと残すところ3回ほどで今シーズンのドカ雪は閉幕となります。