自然農 お米と大豆 8/23
最後の夏草刈りから二週間が経った自然農田です。
岡山南部では最高気温が37℃を記録する今年の夏
8月になって一度も雨がなく
ひと時の夕立さえもなく今日まできています。
お米は出穂間近ですが
今年はどのような実りとなるのでしょうか。
畑の黒大豆は、薄紫の花をつけています。
それでは、自然農稲作教室
8月9日の様子です。
四回目の夏草刈りのこの日は、気温も高く
じっとしていても汗が流れる暑さとなりました。
6月上旬の田植え以降
8月上旬までの約二か月間の草刈り実習は
稲の健やかな成長に欠かせない大切な作業です。
7/30の梅雨明け以来
岡山南部は雨無しの日が続いており
溝にも水がなく 見た目には
畑のような田んぼになっていますが、
18年間不耕起の自然農田では
しっかりと根を張り巡らせ育っています。
もちろん、雨が降ってくれたらどんなにうれしいでしょう。
昨年は、8月にもほどよい雨がありましたので
稲の成長も素晴らしく実りも充実していました。
稲作教室では、暑いこの時期
早朝から作業される方もおられます。
何時に来られたのですか?
「今朝は4時頃に・・・」など聞きますと驚きますが、
早朝の自然農田は気持ちが良いのでしょうね。
さすがに4時は私も経験したことがないですよ。😊
この日の夏草刈りを終えると
稲刈りまでは田に入らず見守る時期になりますので
みなさん、それぞれに納得のいく作業をされました。
そして、田んぼの隣の畑では、
黒大豆が順調に育っています。
畑の北側 10m×4mのスペースに
休憩場所を作ろうと思っています。↓
今年の暑さは格別ですが、
それでも、お盆が近づくころになると
空を見上げればやさしい光にあふれ
秋のとびらが少しずつひらいているのを感じます。
みなさんの実習後の田の様子です。
8/9 夕暮れ
稲の声が聞こえるならば・・
一雨 二雨ほしいところですが
今年はどうやら日照り続きの夏のようです。
溝にも、もちろん畝にも水がのることなく
10日以上経過していますが
18年間の亡骸の層は保水力が良いので
持ちこたえています。
夜露で潤っているようにも感じられます。
そして数日経過した8/13
上流から水が用水に流れ込んできた日に
約一日、取水することにいたしました。
稲の喜びが伝わってきます。
たった一日ではありましたが
溝にも水が流れて
田んぼ全体がほっと一息・・です。
うれしくて周囲の畦から
たくさん写真を撮りました。😊
よい眺めです。
素晴らしく分けつしている株もありますね。
虫目線で稲の足元を見ました。
畑では
みなさんの大豆も 私の大豆も
元気に育っています。
小豆もまぁまぁ順調です。
田んぼ同様 これから時を重ね
いのちの歴史を重ね
自ずからの生命活動盛んな自然界を舞台に
手作業ですばらしい畑をみんなで作ってゆけることを
ほんとうにうれしく思います。
これまでに
大豆をこんなにも「美しい」と眺めたことがあったでしょうか。
さえぎるもののない広々とした空の下
田畑に立つと 暑かった夏の実習も
いつのまにか遠くに・・・・。
秋は少しずつ近づいていますね。
自然農の田(18年目) 畑(1年目)にて
自然に沿って 手作業で
不耕起 無農薬 無肥料
草草や虫たちとともにいのちの歴史を重ねながら
これからも、米 麦 大豆を育てる学びを続けてゆきたく思います。
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自然農教室 岡山
近々来年の参加者募集を始めます。
こちらのブログより発信予定にしておりますので
どうぞよろしくお願いいたします。
八木真由美
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