R65指定のブログです。
65歳以下の人には理解出来ない内容が含まれています。
往年のハリウッドの名作に「或る夜の出来事」がある。
富豪令嬢のじゃじゃ馬娘と、才能はあるのだが失業中の新聞記者が、長距離バスで相席することから繰り広げるコメディー映画。
令嬢のクローデット・コルベールと記者のクラーク・ゲーブルが良かった。
富豪令嬢のじゃじゃ馬娘のような色々な味わいを見せるチーズ。
プレイボーイのようなワインも中々太刀打ちできないこともある。
そんなチーズに、ひょんなことからクアトロの父が選んだ日本酒を合わせる。
この日本酒がクラーク・ゲーブルのような逞しい包容力を見せる。
いつのまにか、心引かれるチーズ。
チーズのアミノ酸と日本酒のアミノ酸が絶妙の調和を見せたためだ。
まずチーズを口に入れ、噛み飲み込んだ後、そのチーズの風味が口中に広がる。
そこに、クアトロの父が選んだクラーク・ゲーブルのような日本酒を飲み込む。
すると、ジェリコの壁が崩れる。
ぜひお試しあれ。
菅田将暉と有村架純の「花束みたいな恋をした」を以前ネット配信で観た。
今頃の若者の恋愛ものなのだろうが、クアトロの父のようなロートルにも理解出来る映画。
社会に出て、価値観が変わっていき、すれ違っていく二人だが、何やら自分にも覚えがあるようなむずかゆい思いをする映画だった。
しかし、華やかな花束のような恋は決して後悔のないもの。
この映画のエピソードに、グーグルマップのストリート・ビューに写ると幸せになるようなことがあった。
クアトロの父もクアトロの店内で四種チーズのソースの仕込みをしているところが、写っている。
そして、クアトロにも、心に残る花束のような華やかなワインがある。
南イタリア・サンマルツァーノの“エッダ”と云う白ワイン。
四種チーズのタリアテッレと花束みたいなワイン“エッダ”を合わせると幸せになるだろうか。
「翔んで埼玉」は馬鹿馬鹿しく面白い映画。
特に埼玉県民と千葉県民のライバル心の描写には失笑するクアトロの父だ。
千葉県民を揶揄する中に、東京都に媚びる千葉県民とは、的を射ている。
ここ、豊四季村民ともなると、千葉県民であることをも隠し、東京近郊をアピールしている。
隣の流山なども最近は、都心に一番近い森の町とかアピールしている。
クアトロなども、これは都内でも中々食べられないものでとか、都内でも流行のものでとか、東京都に媚びて自尊心はない。
しかし、クアトロの東京都に媚びる姿は仮のもので、豊四季解放戦線の隠れ蓑だ。
豊四季ならではの美味しいものを秘かにアピールしているクアトロ。
豊四季ならではのものとは、クアトロならではのものとは何か、豊四季愛とは何か、クアトロでワインを飲みながら、江戸前の岩牡蠣を食べて、考えてみよう。