マロやりました高得点です。
ブルゴーニュ・ブラン“ドメーヌ・マロスラヴァック・トルモー”こと、マロちゃんの演技が終わり、得点が発表された。
フリーでの演技は、広田湾産生カキという難しい題材への挑戦だった。
まずは、技術点では、広田湾産生カキの豊富なミネラルに負けず、見事なコンビネーションを見せ、味わいの変化にも素晴らしいものがあり、高い得点に繋がっている。
プレゼンテーションにおいても、ブルゴーニュのシャルドネの中でも抜きんでたコストパフォーマンスと、エレガントな味わいの全体感は評価せざるを得ないものだった。
このドメーヌ・マロちゃんは、ユーゴスラビアからの移民としてブルゴーニュに移り住み、文無しから努力を積み重ね、現在では15ヘクタールの畑を所有し、化学肥料などは使わないこだわりの造り手として各方面で高い評価を得ている。
その収穫の三分の二はネゴシアンに卸し、残りはドメーヌものとして流通するようになった。そしてドメーヌものは三つ星レストランでも高く評価されている。
輸出はほとんどなされないでいたが、遂に日本にもマロちゃんのワインが入荷することとなった。
そんなマロちゃんのクアトロでの演技に注目が集まる。