「わたしは晴天というものを見たことがない」伊坂幸太郎の“死神の精度”に登場する死神が任務で地上に現れる時は必ず雨がふっている。
クアトロに“アカヤガラ”が現れるときは、不思議と雨である。アカヤガラは死神の親戚なのだろうか。
たしかに、冷徹なその眼差しは心の奥をのぞき込むかのようだ。そのくちばしからは生気が吸い込まれそうである。
しかし、不思議なことにそのアカヤガラをさばいて刺身にして食べてしまうと、心は晴れ晴れとなり生気がみなぎってくる。
きっとアカヤガラは生神なのであろう。
霊験あらたかなアカヤガラ様は、今日からクアトロで拝めるのである。
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