イギリスや北欧では、サクラソウのことを聖ペトロの花と呼ぶ。
心優しい娘が病気の母を励ますために花を摘んでいると、そこに花の精が現れる。事情を聞き感激した花の精は自分の城に娘を招待した。
「私のお城にいらっしゃい、お城の鍵穴にこの花束を差し込むと門が開きます」
娘は花の精のお城を訪ね、指示されたように花束を差し込むとお城の門が開き花の精が現れ娘に沢山の宝物をくれたという。娘は宝物を母親に届けると、母親もおおいに喜んだという。その花がサクラソウである。
鍵を管理する神様が聖ペトロのため、サクラソウを聖ペトロの花とも呼ぶ。
クアトロの入り口にもそのサクラソウが咲き誇っている。
アイスランドの火山噴火などクアトロには関係ないと思っていた。
ところが、この影響でノルウェー産サーモンの輸入が止まっているという。すると、ノルウェー産サーモンを使っていた人がタスマニア産サーモンを使う。するとタスマニア産サーモンが品薄となる。そこに現れたのがニュージーランド産サーモンである。これが脂の乗りが素晴らしいトロ・サーモンなのである。
アイスランドの火山噴火のおかげで美味しいニュージーランド産サーモンに出会えたクアトロ。
心優しいクアトロにサクラソウからの贈り物なのかもしれない。