ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ヴュリー・ルージュ入荷

2013年11月07日 | チーズの話

Photo スイスにモラ湖と云う美しい湖がある。
その湖畔には、牛が放牧されている。
また南側の斜面には、ブドウ畑が広がる。
これからの長い冬のために、チーズ造りが行われる。
夏草を食べた牛のミルクは伝統的な銅鍋で火入れがされ、余分な水分を除き保存が利くように堅いチーズが作られる。
そして、このチーズをモラ湖のヴュリーと云う赤ワインで磨いて仕上げる地元のチーズがある。
クアトロに入荷した“ヴュリー・ルージュ”だ。
夏草を食べた牛のミルクはハーブのような風味を醸し、銅鍋による深い熟成感、赤ワインで磨かれた独特な香りと奥行きのある味わい。
スイスの山の食文化を楽しませてくれるチーズ。
クアトロのカウンターで、このチーズと共に気の利いたお酒をじっくりと飲むのもおつなものだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする