クアトロに「青森産ホッキ貝の和風スパゲッティ」が今年も登場した。
注文をするとシェフは立派なホッキ貝を取り出し、おもむろに殻にナイフを入れる。
身を取り出し冷水で丹念に洗い、砂が残っていないか目をギョロギョロさせている。
取り出した身は、適当な大きさに刻み、調理を始める。
やがて完成して運ばれてきたパスタはまずその香りでうっとりとする。
炒めた貝としょう油の香り、さらにその奥からバターの香りも鼻孔を刺激する。
もうこの香りだけで、このパスタが旨いと決めつけることになり、またその期待を裏切らないことだろう。
香りの予測どおりに、このパスタを食べると火を通したホッキ貝の独特の甘みと芳醇な旨味にしょう油バターの風味が絶妙。
年に数回しか、出会えないのがとても残念なパスタである。
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