タラは魚編に雪と書き、冬の魚とされている。たしかに、白子を持ったタラは冬に旨いのだが、夏のまだ若いうちのタラの刺身も旨い。刺身といっても昆布締めにするのだが、脂が乗りすぎない白身の旨味と昆布の旨味が相乗効果を生む。このタラの昆布締めを肴にして、きりっと冷やした日本酒の純米原酒を飲む。これこそ夏の贅沢と云うものだ。変わったイタリアン・クアトロで、この贅沢を体験出来る。
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