想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

夏の庭2

2010-08-13 18:16:59 | Weblog

寝不足なのだ。で、昼寝してやるぞーと思うが
これがなかなか寝付かない。
寝ていい時に限って眠らない。本を読むとまたまた
寝ないから読まない。
腰痛のためにも横になったほうがいいから、寝ろ!
と言い聞かせるが、いろいろ思いついて動きまわる。
こういうのをビンボー症というなあと思う。

台所のコバエはいったいどこから出てくるのか、
突きとめてやろうと掃除を始める。

ベイビーの寝床をこの際だから拭き掃除してマットも
日干しするとして、ついでにベイビーもゴシゴシする。

周囲を拭いてまわってもまだ体力が余って、庭へ出る。
キッチンバサミを持参してプチ菜園から収穫するべく
生り具合を見る。おおおお、ピーマンが育っていた。
オクラが生りすぎている。全部採ってしまおう。
買い物へ行かなくてすむしな、山下りるの嫌だしな。
トマトは昨日採ったのでまだ青いのばっかり。
ざるをそこへ置いたまま、ツレと散歩するか。

かたわらにツレがいて、いつでもついてくる。
憑いてくる、じゃないよ。随の方、生きてるからね。
お盆でもここには帰ってくる人いないですから。

一巡りして、ああああ、眠いの飛んでしまった。
寝そびれたついでに、料理しよう。
で、キッチンで野菜を洗う。水が冷たくて(井戸水)
気持ちいい。水道代がいらないので流しっぱなしにして
しばし水を眺めた。

そんで、おなかがすいていないことに気づいて、
やっぱ眠気が襲ってきたので、急いで座敷でごろ寝する。
どうしても眠りたいのである。
眠らないと早死にすると思うからではない。
本当は眠くて眠くて、睡眠不足のせいで躁状態になって
いるんである。

で、さっき起きたのでこれを書いているのだが、
読まれた方、アホらしい話でごめんなさい。
夏休みっぽいでしょ。腰痛、治りました。






















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夏の庭1

2010-08-13 11:38:08 | Weblog
裏をかいたつもりがあえなく失敗である。
午前5時には首都高に乗ってまばゆい朝陽を受けながら
スイスイと走っていた。
浦和の料金所を過ぎたあたりから予想以上に車が多いなあ
と思ったが、カーナビに表示されていたのは35キロ渋滞。
高速道路を時速40キロ以下でブレーキ踏みつつ走るのは
とてもくたびれる。

根気強いのだろうか?
それともしかたがないということか?
日本で年に二度くりかえされるこの風景は外から見たらどう
映るのだろうか、と思う。
自然災害の非常時にも暴動や暴行、略奪といった犯罪行為が
ほとんどの報道されない国である。
人々はおだやかで倫理的なのであるか?

渋滞時の反則は路肩走行による追い越しである。
これはしょっちゅうみかける。バイクならまだしも車。
数年前の盆休みの真っ只中、国会議員の乗った黒塗りの
乗用車がそれをやって問題になったことがあった。
言い訳は選挙中、応援演説へ向かうために時間の制約が
あったからということだった。ニュースになったが、
バカらしい話で、議員の名前を知ってもっとアホらしいと
思った。

正論を言うのはたやすいが、行うこと、それを続ける事は
そう簡単なことではない。
だからといって少しくらい、たまたまだからと許されない。
勢いのあったくだんの議員は、その後、急転直下の失脚で
あれはもちろん党内政局での醜い策略に負けてのことだが
わたしには調子のよかったころからの続きのような気が
してならない。


  (おでかけ前のベイビー、ごきげんだった)

さて、ネットで何度も「渋滞予報」を確かめ、夢見の悪い
寝覚めのまま出発し、どーんと35キロ渋滞にぶつかった。
日々の行いが悪いんじゃないか?うさこ、どうだ?
なんて思案しながらその先100キロをどうしようと考えた。

事故渋滞の表示を見て手前のICで降りることにした。
数台の車が一緒に下りていった。事故は予報には出ない。
不測の事態も計算して予定は立てよ、そう学んだはず。
朝の悪夢の中身はといえば…車の事故であった。

ドジの自覚が自虐まで行くと第六感も虫の知らせも
自我の前で消滅する、これも何度も経験してるんだが。
一般道路から再び高速へ戻り、残り約10キロの渋滞に
耐え、ふだんの二倍の時間をかけてようやく帰ってきた。

ベイビーもぐったりちゃんで、雨あがりの芝生の上で
一息ついていた。
夏の匂いの吹きぬける庭で思う。

ふるさとに着いたとたん、空気と土の感触、懐かしい音。
記憶に溶け込んでいたそれらが今直接自分に触れてくる。
その瞬間、からだの奥のほうで喜ぶ何かがある。
来てよかった、かえってきてよかった、そう思うのは
瞬間のことなんだろうが…、大渋滞を承知で繰り返すのは
その一瞬の記憶があるからではなかろうか。
一瞬と永遠、ある意味同じであるからなあ。

本日は腰痛。ドライブ大好きだが、渋滞はやっぱムリ。






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