歴史が織りなす緑陰の径を泉涌寺と向かいました
皇室の御寺(みてら)とも呼ばれている泉涌寺は
空海がこの地に草庵を結び、法輪寺としたのが起こりで
1218年(建 保6)月輪大師が造営するにあたり、
清泉が涌き出でて泉涌寺と名づけられたそうです
雲竜院の霊明殿前庭に置かれた灯篭の足元には、砂で菊のご紋が形成されており
皇室ゆかりの御寺である事が目でも確かめられます
丸窓、「悟りの窓」は庭の木々が眺められ心静まるお部屋で
所望すれば抹茶の接待がして頂けます
悟りの窓
蓮華の間
部屋に坐すれば雪見障子のそれぞれの窓からは
左から椿・灯篭・楓・松が見られ、まるで絵画を見る様な趣向で風流この上ありません