私の住んでいる隣町の茅野市では大寒の頃から八ヶ岳から吹き下ろす極寒の中
稲刈りが終わった田んぼを利用して、昔ながらのカンテン作りが現在も続けられています。
最近は粉寒天が普及して、熱湯を加えるだけで
簡単にデザートが出来る様になりました。
繊維質が摂取されて、ゼリーの様で、のど越しが良いので重宝されていますが
棒カンテンは10分ほど熱を加え煮溶かし、さらに砂糖を加えて煮沸して
型に流して、好みのフルーツを加え冷蔵庫で冷やすと
しっかり固まり、歯ごたえの良いカンテンのデザートに仕上がります。
和菓子屋さんが羊羹を作る際には絶対に必要なカンテンでもあります。
その他、歯触りのしっかりしたアンミツの中に入って居る四角いカンテンや
トコロテンにも棒カンテンは必須です。
本日、町内の八朔祭が行われ、婦人部はカンテン流しを担当しました。