梶の葉紋は諏訪大社の神紋として平安時代から地元に伝わっています
諏訪湖を挟んで南に上社・北に下社が配されていますが
上社の神紋は根が4本で・下社は幹からまっすぐ根が伸びて5本で区別されます
また諏訪の高島藩のお殿様の家紋も梶の葉で
高島藩にゆかりのある家では梶の葉の家紋を今でも使用しています
我が家も諏訪大社の氏子であり 高島藩の家臣でありましたので
梶の葉が家紋となって今日に伝えられています
また現在は 七夕では竹や笹に飾りを付けていますが その昔は梶の枝が用いられ
葉は供え物の敷物にも使われた記録があるそうですヨ
現在も神木として諏訪大社・上社の境内には梶の木の古木がありますが
私は近くで良く観察した事がありませんでした
気が付けば諏訪湖畔に地元の高校の記念樹として植えられていました
この諏訪清陵高校の校章も梶の葉です
梶の木(コウゾ属)は和紙の原料として栽培された時期もあったようです
雌雄別株で良く見るとそれぞれ花を付けています
秋には赤い実もなります
湖畔に記念樹として植えられている梶の木の花
葉と花の拡大写真
雌花序
雄花序
諏訪二葉高校も歴史のある学校ですから納得できます
諏訪大社・上社には梶の木が本殿脇にあって何度か見てはいたのですが・・・
丸い綺麗な花は今回初めて見ましたヨ
周辺では梶の葉の紋どころの方々は多く居られると思いますが、時代であまり話題になる機会もありませんネ
御柱祭の法被で目にする位でしょうか…