新型コロナウイルスの感染拡大は留まるところを知りません。爆発的ではないにしても、日々増え続け、有名タレントの急逝によって非常に身近な問題として認知されるとともに、人の「こころ」が益々内向きになっているように感じます。
シニアがシニアのために運営している講座も、ここに来て先行き不透明になっています。当面、お休みと相成りました。これも致し方ないことです。家人から外出を止められている方も多く、当面は家籠りでしょうか。といっても私のようにホームページの仕事をしていると在宅勤務が可能ですから、暇を持て余すことはありませんが、メールのやり取りだけでは何とも味気ないものです。 そんなある日、FMチューナーが遂に故障してしまいました。若い頃に購入した年代ものですから、いつ故障してもおかしくないのですが、電子製品とはいえ、心優しい音楽を届けてくれる玉手箱です。さすがに愛機の故障は辛いものがありました。
そういえば先週の日曜日の朝、NHKラジオ第1のクラシック音楽入門番組『音楽の泉』を聴いていたら、30年以上にわたって司会を担当されてきた皆川達夫さんからお別れの言葉がありました。1949年から始まったというこの音楽番組、皆川さんは3代目のようですが、私の父もよく聴いていました。日曜の朝、ゆったりとした気分でクラシック音楽に耳を傾けながら朝刊に目を通す。至福の時間でもあります。皆川さんもご高齢のようですから、これからはゆっくりお過ごしください。長い間、ありがとうございました。
そんなこんなで、ネットを駆使して新しいFMチューナーを購入しました。アンプにセッティングして、さあ新しいFM生活のスタートです。 一昨日、小学校2年生になったばかりの孫次男君が大きなリュックを下げて一人でお泊りにやってきました。聞けば、長男君は塾通い。ご本人は1カ月近い学童保育にややお疲れになったご様子です。
そんな彼に花壇の一画を提供しました。すると、一生懸命に土を掘り返して小さな畑を作りました。お祖母ちゃんから用意してもらった小さな看板(はるとのはたけ)をさしました。トマトとキュウリを育てたいというので、苗を買いにいきましたが少し時期が早そうです。しかたなく種を買って、まずは苗床に撒いて育てることにしました。10日もすれば定植できるでしょうから、その時はまたやってくるとか。 孫君が畑を掘り返して遊んでいる間、私はカメラを片手に久しぶりに花を愛でておりました。アケビの立派な花もあれば、ブルーベリーの花も。ハーブのお手入れをして、ミントの枝先を使ってハーブティも楽しみました。ハーブ畑では、ラベンダー、タイム、ローズマリー、レモングラスがお目覚めです。
そうそう、先月末の定期健診では特段の注意事項もなく無事終わりましたが、その後一通の封書が届きました。先日の癌検診の結果でした。あちゃー、精密検査の文字。これで3回目です。1回目に引っかかったのが7年前のこと。以来、3カ月に一度定期的に健診を受けてきて、その間、2回目の精密検査を受けましたが、いずれも「ポリープはあるが様子をみましょう」という診断でした。今回もそうだろうなあと楽観はしますが、そろそろ除去手術の段階に入ったのかもしれませんね。大騒ぎする必要もありませんが、ゆったりと過ごすことにいたしましょう。