6月は15冊でした。なかなか読書ペースが上がりません。
◆同志少女よ、敵を撃て(逢坂冬馬)
ナチに母や村人を皆殺しにされた少女が、復讐のために凄腕のスナイパーとなって敵兵を次々と射殺する。戦争の悲惨さ、不条理さと特殊環境下での女性兵同士の友情をあますところなく描きつつ、戦記物としての描写も迫力満点。
本屋大賞受賞は伊達じゃない。むしろなぜ直木賞取れなかったのか、実績のない新人の傑作が不運にも「黒 . . . 本文を読む
ネーションズリーグ予選ラウンド第9戦で、8戦全勝だった全日本女子が、1勝7敗のオランダに、2-3でまさかの敗戦。
調子の上がらないオランダに対し、日本は古賀の対角に宮部(こういうゲームで、宮部がスタメンで出るのを見るの、私は初めてです)、オポジットに石川(うん、古賀と井上の調子がいいので、石川を生かすとしたらこのポジションでしょうね)、セッターに松井、ミドルブロッカーに濱松と山田を起用。
要は新 . . . 本文を読む
男子バレーのネイションズリーグ、予選のフィリピンラウンド最終戦、高橋藍に代えて大塚、小野寺に代えて高橋健太郎を起用した日本が、スロベニアを3-1で下しました。
いつもの日本とは少し様相の違った試合運びでした。
1セット目はいつも通りサーブが走って先取、2セット目も中盤で6点リードしていたのですが、苦手のS1ポジションでリズムを崩して連取を許し、このセットを逆転で失ってしまいました。
相手に行きか . . . 本文を読む
なにもベストメンバーを出す必要なないと思いましたが、ここまでやるとは、、、
前日イタリアとフルセットの激闘を戦ってお疲れの主力メンバーは全員お休み。決勝トーナメントで再戦があるかもしれない王者フランスを相手に、全く違うチームで臨みました。
フランスもエースのヌガペトが出てませんでしたが、それでも実力差は歴然、フランスも終盤まではちんたら日本に付き合っていた印象でしたが、そこは試合巧者、最後はしっか . . . 本文を読む
予選ラウンドの正念場の対戦と目されていた格上のイタリア戦。フルセットの激戦を制し、勝利しました!!!
イラン戦に続いて、日本の西田、石川のサーブが走りました。
ただ強いサーブというわけではない、手を変え、品を変えって感じで、打つコース、狙う選手を変えてくる。1試合でエース14本、イタリアが得意とするブロックの決定本数を上回わりました。
あと、センターラインの攻撃の使い方が良かった。イタリアの高い . . . 本文を読む
8戦全勝の女子には及びませんが、ネイションズリーグの予選ラウンド、龍神NIPPONも4勝1敗、全勝の米国に続き、フランス、イタリア、ポーランドと並んで1敗。日本の1敗は全勝の米国とのフルセットの惜敗ですが、この試合で日本は石川と並ぶ大黒柱の西田を出さなかった。米国はデータバレーのチームですから、トーナメントでの金星のために、あえて西田を出さなかったのでしょう。
ネイションズリーグは長丁場、勝負は . . . 本文を読む
女子バレーのネイションズリーグ、予選ラウンド中盤の最大の山場と目されていた中国に快勝、これで開幕から無傷の8連勝!
リオ五輪金メダル、世界ランク3位の中国は、アジアのチームにもかかわらず欧州チーム並みの大型選手揃いで日本との身長差は10㎝、第一セットはその高さに対応できず失いましたが、2セット目以降は戦術を修正して3セット連取、最終の第4セットは中国の集中も切れて一方的な展開となりました。
ここ . . . 本文を読む
世界のベスト16が出場するバレーボールのネイションズリーグの予選ラウンドで、全日本女子は昨年の東京オリンピック金メダルを獲得した米国、予選ラウンドで日本が敗れた韓国、ドミニカ共和国に勝利するなど、開幕から負けなしの7連勝と快進撃を続けている。
オリンピック後は各国とも選手の世代交代が行われる。韓国は絶対エースキム・ヨンギュンが引退しチーム力がかなり落ちている印象だったが、米国は世界トップクラスの力 . . . 本文を読む
新宿区役所から、コロナワクチンの第四回目の接種券が送られてきました。
今まで、できる限り早く、1日でも早くという感じでワクチン接種してきました。第一、第二回目はわざわざ新宿区役所まで出向いて接種券番号を入手、大手町の自衛隊の大規模接種会場をインターネット予約して接種しました。
第三回目も接種券が送られてきてすぐ区内の会場をネット予約、2月8日に接種しました。
第四回目は三回目の5か月後からというこ . . . 本文を読む
子どもの頃、ナマにウルトラマンに接した世代として、そしてエヴァ・ファンとして、庵野秀明のウルトラマン、これは見逃せません。
果たして、ネロンガ、ガボラ、ザラブ星人、懐かしい奴らが次々と登場、旧作のウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンへのオマージュが満載。それでいて「シン・ゴジラ」やエヴァの要素も入っていて、全体としては全く新しいものに仕上がってました。
個人的にはメフィラスとウルトラマンの . . . 本文を読む
5月は16冊読みました。
21年のカドフェス本2冊を読了、22年のフェア開始前に何とか全冊読破できました。
◆巷説百物語 (京極夏彦)
御行の又市、山猫回しのおぎん、事触れの治平らが活躍する、一見怪異譚のようで実は種も仕掛けもある短編連作ミステリー。後巷説百物語(既読)と同時期の話みたいですね。ミステリーではありますが、犯人というか当事者はかなり病んだ変態ぞろいで、気持ち悪いことは気持ち悪い。
. . . 本文を読む
芭蕉一行は、千住を出発して3日目に、室の八島明神に参拝している。
栃木県栃木市になる大神(おおみわ)神社のことのようだ。
電車を乗り継ぎ東武線の野州大塚という駅で降りた。2時間以上かかった。改めて芭蕉たち昔の人の健脚に驚かされる。
大神神社のご祭神は倭大物主命、曾良が言うところの木花咲耶姫命は、境内にある室の八島に祭られている八柱の神様の中の一柱、昔と今では神社の趣も少し違っているのかもしれない。 . . . 本文を読む
さて、千住を出発した芭蕉と曾良が最初に訪れたのが草加宿である。「おくのほそ道」には荷物が重くて相当に難儀したようなことが書かれている。
以前、千住からここまで走ってみたことがある。荒川を渡ったところで芭蕉が歩いた旧街道と思しき道は途切れ、何の面白みもない現在の日光街道(国道4号線)を走ったのだが、距離にして10㎞とちょっと、荷物が軽いとそれほど困難な距離でもない。
今回は電車を使用した。北千住から . . . 本文を読む
5年くらい前に、「おくのほそ道」で芭蕉が辿った道を歩いて(走って)みようと思い立ち、草加の少し先であっという間に挫折したことがある。
よく考えれば到底無理なことは分かりそうなものなのに、、
honto(電子書籍サービス)で角川文庫の「おくのほそ道」が半額になっていたので衝動買い、読んでいるうちに再挑戦してみたくなった。もちろん今回は電車等公共交通機関を使って、である。
とりあえず、旅立ちの地、 . . . 本文を読む
新入社員時代、22歳から28歳までの6年間、大阪勤務だった。
その当時、喫茶店等でコーヒーに次いで良く飲んだ、ポピュラーな飲み物がミックスジュースだった。
大阪の夏は暑い。外回りで汗まみれになった時に立ち寄った喫茶店でよくこれを注文した。
作り方は、私の記憶では、みかんと黄桃(缶詰であることが多かった)とバナナを牛乳と砂糖と氷と共にミキサーにかけていたと思う。
バナナの繊維質が舌に残る、濃厚な味だ . . . 本文を読む