情けないけど、懸命に探している楽譜が物置部屋からどうしても出てこない
ことが良くある。
試しにネットで探してみると、ファクシミリで見つかった。
いい時代になったものである、買うと物凄い値段なのに。
見つかったクヴァンツのトリオソナタは、ファクシミリにしてはとてもきれいで
このまま演奏会でも充分使用できる。
ただ問題は通奏低音で、この時代はオブリガートチェンバロの譜面はないのが
普通で、左手に数字(今のコードネーム)が付いた譜面のみである。
バロック専門じゃない方に、これで弾いてくれって頼むのは酷いだろうなあ。
右手付きに書き直さないと無理か・・・。