Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

越冬キャンプ旅行ーアンドラへ

2013-12-01 16:44:31 | キャンピングヨーロッパ 2013-2014

アンドラへ(To Andorra)

  

 

 

カホアーの郊外・ルゼックへ行くのに、カーナビに頼ったばかりに、大きなメインの道路から離れて狭い田舎道を走り回った。その最たるものがキャンプサイトにあと1kmもない山道、曲がりくねった狭い道を亭主は恐る恐るで降りてゆくのだが、その景色の素晴らしいこと、私一人がシャッターを切りながら大喜びしていた。

この辺りはワイン製造の農家らしい。あたりの空気からしてワインの甘い香りがただよう。

翌早朝、巨大なタンクローリーが各農家のワインを集めに来ていた。

 

先回の北欧の旅でも書いたように私たちは旅行保険をかけない。健康に関してはEU圏内では救急の医療費は無料だし、長期になる旅行保険はほとんど探すのも無理、若者が1年も海外旅行しても保険料は私たちの1か月分くらいのもの。英国でも75歳までは1,2か月の旅行保険が掛けられたから、亭主が75歳まではリュックサックを背負ってボルネオやベトナム、カンボジア、ニュ-ジーランドまでバックパックの自由な旅を楽しんだものだ。歳とともに保険料も上がるのは仕方ないにしても,既往病歴が多いと保険会社もうんと言わなくなる。今年82歳の亭主は多くの病歴で5-6種類の薬を飲んでいる。

  

フランスのピレニー山脈のふもとからアンドラの山へ登ってゆく。朝は霧か雲が立ち込めていて太陽が丸く小さくカスミの間に見えていたが、霧がはれ青空が急に広がって、昨日までの雨がうそみたい。

 

 

まだフランス側のスパーマーケットでショッピングしトイレを借りた亭主が、血尿が出たと心配している。実際に見てない私は大したことがないだろう、水を沢山飲んで洗い流すようにしたらと元気づけ、本人も気を取り直してアンドラまでの紅葉に彩られた山道を登って行った。

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越冬キャンプ旅行ーカレンナック(Carennac)

2013-12-01 11:43:17 | キャンピングヨーロッパ 2013-2014

 

 

 マーテルの観光案内所でのインフォメーションを元に、ロカマドアーの町へ戻る前に遠回りして立ち寄ったカレンナックも、ドドイン河のほとりの小さな中世の町。

谷川に沿った土地はほとんど平地がなく駐車場は町から山に登って途中の小さな平地を開拓したものだった。キャンパーを降りると同時に雨が降り出し、町の中を歩き回っているときは土砂降りだった。

 

白っぽい石作りの建物に石を敷き詰めた路地も雨に濡れ、通りでは人影も見えない。

 

 

ドドイン河の流れの反対側にこじんまりしたお城が建っていた。城の塔は傷みが激しく修理中らしい。城の内部は美術館になっていて城の壁に現在展示中のサクシックという画家の絵が数枚飾られていた。美術館への入り口が判らず、それに美術館が開いているかどうかも判らずで雨で光っている石畳の路地を一回りしてキャンパーに戻ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

ロカマドアーの町へ着くころには雨もやみこの2日で初めて青空が見えるようになり、町を見物した後、この地域に開いているキャンプ場がないので南50-60kmのルゼック(Luzech)のキャンプサイトへ向かった。

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