Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

越冬キャンプ旅行ータヴィラのショッピング

2013-12-29 12:10:42 | キャンピングヨーロッパ 2013-2014

 

タヴィラはジラウ河(Rio Gilao)の両側に広がるなだらかな丘陵に広がる町でキャンプサイトは北の丘の上で対岸の丘の上にタヴィラ駅とドイツ系のスーパー、リドルがある。

毎週一回リドルの無漂白パンを買いにここへやってくる。サイトから川に架かる古い橋まで15分、直線道路は車の通れない細道ほどでこぼこの石畳で急坂、ショッピング・トロリーを引っ張ってこの坂道を上るのは大変な労力を要す。橋の周りは公園になってベンチがずらっと並んでいる。

ここからリドルまでまた石畳の坂道を上って15分でスーパーにつく。ある時、亭主が”足が痛いからこのベンチで待っているからショッピングしてこい”とのことで一人で行った。その間亭主は公園のベンチで日向ぼっこ。すると30代の売春婦が横に座っていろいろ話しかけ誘惑したらしい。ワイフがすぐ戻ってくるからとしどろもどろだったという。

 

日中から身を売るほど生活に困っているのかしらと二人で話し合ったものだが、ルーマニアかブルガリア人だったらしい。

それ以来亭主はここで待つのを嫌がる。

 

 

 

 

その対岸の町外れに野菜と魚市場がある。いつも出かけるのが12時近くになってしまうので市場にたどり着いたときはほとんどが閉まりかけていて、ここが大盛況なところを見たことがない。先週行った時もほとんど買い物客はいなくて、柿1㎏が1ユーロの看板を見つけて2㎏を買うことにした。売り場のおばさんが喜んで2つも余分に入れてくれた。

帰ってすぐ1個味見をしたらこれが渋柿!!!やられたァー。仕方がないからへたを抉り取って、そこにアンドラで買ったアルコール96度のウイスキーを塗ってビニール袋に密閉して5日後から甘く食べられるようになった。

 ここの市場はオルニャオと比べると半分くらいの大きさで、魚もスーパーで買ったほうが安い。それにスーパーだときれいにさばいてくれるから手間が省ける。

 

   

キャンプサイトから一番近くに大きなショッピングセンターがある。歩いて10分のこのショッピングモールは地階は全部駐車場になっていて、初めて行ったときどこから入るのかわからなくてマゴマゴしたものだ。2階に大きなコンチネンタル・スーパーマーケットと大小の衣料や電気・通信器具のお店が並んでいる。そして3階の一角はフードコートになっていて、中華やピザ、ケバブ、ポルトガル専門食店、メキシコ料理などいろいろ並んでいてそこで買ったものを真ん中のテーブルで食べることになる。

ここで気に入ったのがスープとサラダ、キーシュの店。スープも5-6種類あるが、お皿に8種類のサラダで一盛り、スープ小皿、飲み物(ビールも含む)で4.5ユーロこれだけでおなか一杯になる。

 

2日に一回は食べていたが今では飽きてきて、ピザにしたり中華にしたり、時々チキンのクリーム煮とご飯、サラダやジャガイモとイカの煮つけなどがスープショップに出ると味見しないではおれない。これらもビール小瓶一本ついて5.5ユーロと申し訳なくなるような値段でありがたい。

 

このショッピングモールの近くに魚専門のレストランがある。いつも前を通ると焼き魚のにおいがおいしそうで、行ってみたいが、魚の骨が苦手な亭主はいつも渋っていた。先週オルニャオのキャンプサイトからダンカン夫妻がサイクリングで会いに来てくれ、4人でこのレストランへ入ってみた。メニューなどなくて、初めにサラダとパン、オリーブの漬物が出て、茹でジャガイモの大皿に大きな塩焼きの魚をどんどん持ってきてくれる。いろいろな種類の魚で、名前も知らない魚もあり3匹づつ食べ、大満足。4人で50ユーロ払った。ビールや果物の大きなかごも入っているから驚くほど安い。

満腹満足してダンカン夫妻は22km離れたオルニャオへ帰っていった。

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