娘の友達の結婚式に招待され、参加した。
娘の友達はジャマイカと白人とのハーフで、私の家から歩いて10分ほど、この街一番大きな教会で結婚式を挙げた。彼女には17歳と15歳の男の子がいて二人とも4分の1のジャマイカの血が入っている。この教会に籍を置く白人の夫婦に養女として育て上げられた。その夫婦はほかにジャマイカ人の女の子とアフリカ系の男の子2人も養子にしていて、一人でも大変なのに4人もそれも人種の違う子供たちをよく育て上げたと感服する。
お婿さんの方はスコットランド人で成人した息子がいて、今回の結婚式には息子の友達がスコットランドから大挙やってきた。それにお婿さんはウエールズに住んでいるそうで、そこからも友人たちがやってきた。
お嫁さんの方はこの教会で子供の時から遊び、学びで大きくなり教区の友達や知人を招いたため、総勢200人ほどの参加者だった。
私の娘が自分の着たウエディングドレスを彼女に着せ、お化粧からヘアーまで手掛け、パトリックの愛車の電動車の前に白いリボンを飾って運転手までしてあげた。
土曜日の午後1時ぴったりに花嫁と彼女の養父が教会に現れた。このお父さんはアルツハイマーを患っているそうで、歩くのもやや不自由そうだったが、最後のスピーチまでこなしたから、教区の人たち以外は彼がアルツハイマーだとは気が付かなかった。彼女は今最後の親孝行をしているのだった。
1時間にわたる式が執り行われたが、私には全く知らない讃美歌だったり、牧師さんの言ってる言葉も判らなかったりで、孫のジュードと隣り同士、全く退屈した。
式が終わって教会の外で写真撮影、何しろ大勢の人達で、カメラマンも大わらわ、隣の牧師館の二階の窓から全員を入れて写した。
二人とももう若くないから初ういさには欠けるが、彼女は見かけよりも人柄で彼を選んだと確信できた。
両家の兄弟たちが衣服も色合わせしていて、とってもいい雰囲気だった。
撮影会の後は教会の後ろに続いている別室で飲み物食べ物の立式パーティー、そこが狭いためあふれた人達が教会内のベンチで、飲み食いパーティが行われた。ウエディングケーキは日本人には信じられないくらい変わっている。
スコットランドの正装、3人の若者が着ていたがなかなか格好良かった。
昔は結婚式に参加する女性はこんな素敵な帽子?ヘアードレス?をかぶるのがファッションだったが、最近でははやらなくなった。名前も知らない奥さんだったけれど写真を撮らせてくれと頼んだら喜んで撮らせてもらったけど、ブログに載せるには顔を見せてなならないだろうと気を使った。
チーズの山で作られたケーキ、色々なアイデアがあるものだと感心した。
この日本当に驚き感心したのが上の二人のお嬢さん、私の娘の友達の娘たちで15歳と17歳、すっかり大人になって見違えた。下の写真を見てください。
2013年私の娘の結婚式にブライドメイドになった女の子たち。あれ以来一度も会っていなかった。昔の面影もないから言われても判らなかった。
花婿の息子さんがパーティの進行係、まるでプロのDJの様におしゃべりしながら参加者を楽しませてくれた。私はケーキカットまでいなくて帰ってきたが、この夜はまだローカルのパブで2次会パーティ、翌朝、花嫁は二日酔いでフラフラだったそう。
3ッ日後、彼らはハネムーンにアマルヒコーストのウオーキングツアーに出掛けた。