ガーベラ

花一輪、訪問時にいただく。

この一輪がどれほどうれしかったか。

いよいよ来週から

『花のあと』の映画が始まる。

すでに新聞などメディアで紹介されているかもしれないが
reinは忙しくて目にしたことはない。
朗読会のとき、会場の管理人さんが
「新聞に出てましたよ」と映画の話をしてくれた。
この方、根っからの藤沢文学ファンで、
作品のほとんどを読破したという。

さて、reinの住まいにいちばん近いＴジョイ大泉でも上映される。
通りかかったら大きなポスターが掲げられていた。
北川景子さん演ずる主人公以登の拡大写真と桜。

さて、昨日見知らぬ人から電話があった。
「『花のあと』の映画を見たいのですがどこでいつからやるんでしょうか」と。
どうして私に？と思ったら、
朗読会のチラシを和菓子屋さんからもらってきたけれど
朗読会は終わってしまったし、せめて映画を見たいのだという。
富士見市在住の人だった。
「朗読会を再びやるということはないのでしょうか？」
と聞かれたが
その予定はないと話すととても残念そうだった。

呈茶付きコンサート

フルートの佐々木真さんと高校の同窓だという
武者小路千家家元千宗守氏のお話も楽しいコンサートが開かれた。

氏はフルートもたしなまれる。
アンコールではお着物姿でフルートの演奏「花」を披露された。

お弟子さんや関係者などたくさん来場するなかで
「花井ですけど家元から渡されたチケットを忘れちゃって…」
と言いながら入ったきた婦人がいた。
なんと！あの、花井幸子さんだった。
「やっぱり、オーラが出てましたよね～」
とは一緒にもぎりをしたＮさん。

開場前にお手伝いスタッフが先にお茶をいただく。
お菓子は家元奥様ゆかりの松江風流堂から。
三人官女をモチーフにしたかわいらしいもの。
お軸は南禅寺元管長の書。

こうした付加価値があると場はいっそう和み、
人々の表情も楽しげだ。