aspettare

イタリア語で 待つ、、、
どうってことないけど発音が好き、、、

ホームジムのトップロープ 4級(5.11a)

2024-10-31 19:26:47 | ボルダリング
久しぶりのトップロープ。

4級、カッコして5.11aと書いてありました。
はじめての5.11a完登です。
嬉しい〜

この日はボルダリングの4級もいくつか完登出来ました。
最近は4級もコンスタントに完登出来る課題が増えてきて少しずつでも進歩が見えるので嬉しいです。

これも仲間とのセッションのおかげ。
そして、仲間以外でもセッションして頂けるので嬉しいです。
この日はカッコいい女性の方ともセッション。
9月には八ヶ岳の大同心をクライミングしてきたそう。
見せてもらった写真のお姿もカッコ良かった。
凄いな〜、、、。


4級(5.11a)



トップロープは距離が長いのでなるべく力まず、腕の力も抜いて足を意識して登ります。
この日は調子が良くてこの課題も一回で完登出来ました。
次回はもう一つある4級と3級をトライしたいです。

ガンバ!

ホームで4級、5級

2024-10-29 21:13:01 | ボルダリング
仕事の都合でなかなかホームジムに行けてません。
新しいマンスリー。
赤の4級とオレンジの5級。
備忘録として、、、。

最近動画に音楽付けるのが楽しい。
リズムが合うのを見つけると嬉しくなっちゃう。

以前どこかで語られてたのが、岩場登りはリズムが大切とか、、、。
私はそれ聞いて大きく頷きましたね〜。
自分は岩場もボルダリングも自分のリズムがあります。
ボルダリングは一人で登るので良いですが、混んでる岩場は苦手。
途中で止まられるとリズムが狂って調子良く登れなくなってしまう。
クライミングはリズム感が大事だね。笑

スポルティバのフューチュラがとってもお気に入り。
ラインセットの大きなホールドやボテにはスポルティバのフューチュラが足裏感覚がずば抜けて良いです。
私の足型にも一番ピッタリ。
ジブの小さいのに乗り込んだりつま先でしっかり立ち込む時はスクワマが活躍してくれます。

どちらも大好きです。

5級は一撃で行けるように意識しています。

4級はあとゴール、という所で惜しい事が多いです。
それでも少しずつ進歩してます。

楽しやボルダリング♪





100年前の北アルプス

2024-09-28 10:30:34 | 山の事
You Tubeのお勧め動画に昔の日本アルプス縦走の記録が上がっていました。

凄いですね。
靴は草鞋、食事は薪に飯盒、テントも大きい。
そしてピッケルが長い。
昔のピッケルの長い理由はストックの代わりもしたと聞いていましたが、これで槍も登っていったのですね。
焼岳の煙の凄さもびっくりです。
凄くて見入ってしまいました。

【全篇】『日本アルプス縱走 烏帽子嶽より燒嶽へ』1925年|「フィルムは記録する」より ‘Film IS a Document: NFAJ Historic Film Portal’

昔の登山に比べると今の登山は観光ですね。
屈強な山男しか入る事が出来なかったアルプス。
よく山の生態が破壊されると言われますが、観光地になった現在では仕方の無い事ですね。
山の生態を守るなら人間は極力入らない事以外無いと思います。

当時の雷鳥さん達、人間慣れしていなくて戸惑ってて可愛い。
お花ちゃんはカラーで観たかったな〜。



マウンテンドクター

2024-09-21 16:55:03 | 山の事
先週日本ドラマ「マウンテンドクター」が終わりました。

職場の人が山登りしてる私に山のドラマが始まったよと教えてくれて、TVerの見逃し配信で毎週観ていました。
このドラマの山岳技術指導は有名な山岳ガイドさんが行っているのですね。
救助活動の場面や山での会話はリアルでしたもんね。

このドラマ観ててもう一つ、主人公の人が職場で数年前私の代わりに前フロアの責任を任せた人に似てて、顔も表情も性格もそっくり過ぎて感情が入ってしまいました。

何故か最後の曲が流れる時に涙ぐんちゃってたんですよね〜。
歌詞がね、家族が心配して待ってる状況が浮かぶんですよね。
なんでも奥様に向けて作ったらしいんですけど、ドラマの後で聞くと山から無事に「ただいま」って帰って来なくちゃいけないよってみたいに聞こえます。

実は、義妹に「もう岩場の危険な山には行かない様にするよ」と話た時、急に真顔になって。
「お姉ちゃん、もう危ない山は行かないで下さいね。」と言われちゃいました。
一度もそんな素振りは見せなかったのに。
本当はずっと心配していたんだなと。
思えば、まだ大学生で車好きでやんちゃだった弟1がいつも帰りが遅いと心配してた。
一度真剣に怒った事があって、「どれだけ家族が皆が心配して待ってると思うの、待ってる人の気持ちも考えて!」と言った事がありました。
そんな時の事を思い出しました。
「あー、私は当時の弟と同じ事してた」ってね。
因みに弟2には山の話はしません。(絶対もっと心配する)

なので、その後でこのドラマを観て歌を聞いたら義妹の言葉を思い出してしまいました。
「もう心配掛けない様にするね。」
そう決めたのでした。

Official髭男dism - Sharon [Official Video]

その後、うっかり岩稜帯の山行計画立ててしまった。
結局お天気悪くて行けなかったけど。笑





やっと完全復活

2024-09-18 21:11:19 | ボルダリング
膝を怪我して痛み無く普通に歩くことは3ヶ月くらいで出来るようになりました。
しかし、またやらかしたらと怖かった。
無理は出来なかったし、無意識に庇っていた。
利き足の左足を怪我して、左足が踏み込めなくなっていた。
力が入らない。
それが山でもジムでも不安だった。
特に山では下山が怖くて、ジムもギリギリの際どいホールドでは思い切り踏み込めなかった。
すっかり両方とも元に戻る自信は無くなっていた。

けど、最近以前の様に戻ってきたと感じている。
左足を意識しなくなった。

先日久しぶりに4人揃ったジムでは他のジムより級が優しくて、今回は4級が殆一撃で登れました。
そして、一番難しいジムではオレンジ色の(5級位)課題が登れなくなっていたのが、怪我前の調子で登れる様になってきました。
左足が踏み込めています。
もう無理かもと思っていたけど、以前の様に登れるのは本当に嬉しい。

ボル友さんが撮ってくれた4級の課題です。
登っている間、みんなで応援してくれていました。
良いお友達に巡り合うことが出来ました。
皆に感謝です。







真田さん、おめでとうございます!

2024-09-16 20:14:13 | 海外ドラマ
俳優の真田広之さんがアメリカのエミー賞主演男優賞を受賞されましたね。
おめでとうございます!

真田さんは中学生か高校生の頃、初めて日本の俳優さんでファンになった人です。
初めて観たのはドラマで網タイツ履いていました。笑
確かあれは子供向けのSFドラマで宇宙が舞台だったのか、正義の味方、ヒーロー役の一人でした。
内容は覚えていませんが、「かっこいい人が出てるな〜」とうっとり見ていました。
ジャパンアクションクラブ出身ですからアクションもほんとかっこ良かった。

それからいつも映画は欠かさず観に行ってましたし、仲の良い友人とコンサートも行きました。
もうね、今ではGotGのピーターが好きですけど、まんま同じタイプ。
兎に角強い、絶対死なない、負けないオーラー満載。
でも、優しすぎて弱さが出る時もある、そんな役がとっても合ってる。
こうやってみると私の好きなタイプは全然変わっていないなぁ〜。笑

エミー賞で「SHOGUN 将軍」主演・真田広之さんが主演男優賞を受賞 感極まりながら喜びを語る|TBS NEWS DIG

エミー賞は海外ドラマにハマっていた頃に毎年観ていました。
遠い国の俳優さん達の素晴らしい賞で日本人には絶対縁が無い、あの舞台に立つなんて想像もつかないで観ていました。
そこに真田さんが立っていらっしゃるなんて感激してジーンときてしまいました。

当時、海外ドラマを観ていた頃は良くドラマの脇役で真田さんが出ていました。
頑張れって、テレビに向かって応援していたな〜。
あれから数十年。
日本に居ればもっと日本で活躍して有名になっていただろうに、凄く苦労もされて頑張ったんだと思います。
自分の信念を曲げずに成し遂げられた結果なのでしょぅね。

実はこのドラマ「SHOGUN将軍」は始まった頃から海外ではずっと話題になっていて、観たいな〜と思っていましたが放映していたDisney+を解約したばかりだったので観ていないのですよ。
再放送しているのかな〜。

ちょっとググったら当時のオープニング曲が出てきました。
まんま、スター・ウォーズのパクリですけどね。笑
真田さん、若い!(網タイツじゃ無かった)

宇宙からのメッセージ 銀河大戦 OP 勇者よ銀河を渡れ By ささきいさお

私の一番好きな真田さんの映画

龍の忍者 - Ninja in The Dragon's Den

当時、公開前からすっごく楽しみにしてました。
今もこの「龍の忍者」が一番好きだな〜。
ストーリーも良いです。
真田さんかっこいい〜

そうそう、思い出した!
当時父が友人から奥さんと娘さんから反対されて飼えないからと貰い受けて来た柴犬の子犬はこの「龍の忍者」から私が「リュウ(龍)君」と名付けました。
名前の通り、強くて賢い柴犬でした。





ボルダリング

2024-08-23 16:40:12 | ボルダリング
久しぶりでボルダリングに行って来ました。
山ばかりで、殆行って無かったので駄目ですね〜。
すっかり肩と腕の筋肉が落ちていました。(足は健在)
スラブ壁もなんとか昔の様に勘を取り戻して来ましたが、やはり手が届きません。
今回、ホームジムだった時のスタッフさんが偶然一緒になって、出来なかったスラブの課題は彼女が作られた物。
初めてジムに行った時のスタッフさんでした。
今では大きなジムのコンペでは年齢別で1位を取るほどの強者です。
「やっぱり届かないか〜」と彼女
でも私 「イヤ、違います! 私が届いて無いだけです。」
身長じゃない、努力が足りないんだな〜。
やり方なら何通りでもある、そこから自分に合ったやり方を見つけて無いだけ。

今回のパリオリンピックのボルダーで森秋彩選手の点数で、私がいつも勉強させて頂いているプロクライマーの方の動画が炎上していました。
「彼女が可哀想」が殆ですね。
私は彼女と同じ届かなくて、ボル友さんが出来ても自分が出来ない課題がいつもあるので自分と重ね合わせて観ていました。
私は彼女の事、可哀想ともセッターさんが悪いとも少しも思いませんでした。
だって、彼女は何度もトライしている中で少しずつ届いていましたもん。
自分も一緒。
惜しかった、後少しだった。
でも、彼女だから出来た課題もあったと思います。

私はボル友さんより届かない分、簡単には登れません。
なので飛びつくよりも足でジワジワ上がっていきます、彼女と一緒。(実力は天と地の差ですが)
だからこそ皆さんから足が強い、保持力があると言われます。
指も強くなります。
そして、オブザベも得意。
「オブザベのaspettare」と(実名です)言われます。笑

コンスタントに登りに行かなきゃと今度は余り行かない近くのジムへ行ってきました。
何ヶ月ぶりです。



ここの壁、ルーフもあって好きです。

腕の筋肉が落ちてるので腕がすぐにパンパン。
でも、前回までゴールが届かなくて落とせなかった、常設課題を今回落とす事が出来ました。
それもいとも簡単に、あの何度やっても出来なかったのは何だったの?って程に。
多分ストレッチポールのお陰でしょうね。
健康診断の身長が1cm伸びてましたもん。笑


赤の5級ですが、上の黒のボテの一番下のホールドから一番上のゴールのホールドに行きます。  
これが以前は届かなった、、、。

こちらのジムに私が行く時間は強い人は余り来ていません。
なので、私がルーフとか難しい課題を登っていると、他の方がすぐその後に登って行かれます。
多分、私の登り方(オブザベ)で登り方が分かったのでしょうね。笑
それ程ムーブって大切なんですよね〜。
因みに、ルーフは腕力では無く一番足を必要とするので、足が得意な人は有利です。
秋彩ちゃんもボルダーの傾斜が一番強かった課題のルーフチックな所は他の選手よりいとも簡単に抜け出せていましたもんね。

あ〜、私に足りないのは身長では無く持久力です〜。涙
でもやっぱりクライミング大好きです!
失敗してもずーっとニコニコして登っていましたもん。



実は、怪我する前にどうしても欲しかったスポルティバのフューチュラを購入していました。
最近やっとこちらのシューズを履くようになって。
やはり良いです!
スクワマは幅がブカブカしていましたが、フューチュラは足にピッタリ合います。
そしてソールが薄いので、足裏感覚が敏感になってしっかり踏み込む事が出来ます。
無理せず、、、頑張るぞー!



スポーツクライミング〜パリ五輪

2024-08-06 15:44:18 | ボルダリング
オリンピック、始まっていますね〜。
以前はサッカーと機械体操観ていましたが、今では断然スポーツクライミングです!

男子、安楽宙斗選手凄いですね。
ボル友さんのKさんは男性ですので、いつもジムでは「宙斗選手凄い凄い」って聞いていました。
最近、職場の人に見逃したドラマがTVerで観れるよと聞いて、「TVerって何?」
無料のアプリなんですね〜。
すぐにアマゾンプライムからDLしましたよ。
そしたらオリンピックのLIVEも観れるとな。
初日の男子ボルダーの準決勝観ました。

良かった〜。
もう観ながら他国の選手の時も「ガンバ!」「ナイス、ナイス!」思わず連呼。
宙斗選手は若いだけあって強傾斜はお手の物。
楢崎選手は流石、疲労しないように計算しながら、でも最後の課題はバランス感覚が一番問われるが他の選手の中では一番だったような気がする〜。
男子二人、1位と2位で凄いです。

観ててやっぱり足大事だよな〜と思いました。
私、選手の足の置き方を結構見ていますが、踏ん張れる位置に持って来るの大変。
いつも私も踏ん張れる位置探しますもん。
それが見つからないと絶対クリア出来ない。
オリンピックは次元が違うので参考にはなりませんが、やっぱ足大事だな〜と観ています。笑

さて、次は女子です!
私の一番好きな選手、森秋彩さんが出ます!
以前もブログで書きましたが、私と身長同じで小さいのに足の使い方が凄い!
10代の当時は野中選手の様になりたい、上半身も鍛えると何かで読みましたので、これまで以上に鍛え上げた身体でのクライミング、今回楽しみです。
年齢からしても一番良い時じゃないでしょうか。

そして、私は、、、。
ここ数ヶ月、夏山の特訓で山ばかり登っていてずっとボルダリングに行ってません。涙
当面、山も目標が無くなったので、そろそろジムへ通い始めようかな〜、、、。笑






テント泊とお天気の本

2024-07-31 07:43:02 | 山の事
山始めようかな〜とまだまだ道具も基本を揃えた位の頃、山修行さえも考えていなかった頃に山に行くなら山の事勉強しておかなきゃと、色々と山登りの初心者向けの本を当時何冊か読んでいました。


その中の一冊、「テントで山に登ってみよう」
混んだ山小屋より楽しそう、、、。
そう思って読んでみました。

今ではすっかり内容も忘れています。
ので、また読み返してみました。
うんうん、と当時ではよく分かっていなかった事も理解出来ます。
何事も実行して考察するのが一番ですね。

今回、持ってきたら良かった物。
一番は、、、。
オニヤンマくん!
「え〜!」 ですよね。笑

オニヤンマくん、ホームマウンテンでは私のトレードマーク。
無敵の相棒。
でも効果の程は信じない人の方が多い。
このオニヤンマくん、私は二代目です。
初代の仔は羽が割れてしまって壊してしまいました。
テープとボンドで手当をしたのですが、山では心許無いと新しく買い直しました。
ですが、折角手当したので勿体ないなとベランダに吊るしてみたのです。
これが効果絶大。
なんとそれまで細かい虫が網戸に張り付いていたり、入って来ていたのに一切見かけない。
オニヤンマくん最強です。
テントでは虫が入って来ます。
私は虫は割りと平気で素手で捕まえて外に逃がします。
これが面倒臭い。
なのでオニヤンマくんを出入り口に吊り下げて置けば良いんじゃないかと。
最強の相棒も連れて来るべきだったな〜と思ったのでした。


もう一つ、読み返している本。
お天気の本です。
今回は本当にお天気がギリギリ迄読めなくて泣かされました。
現地の日中の単純な雲行きならぱ大抵は先の天気が読めます。
が、翌日となると難しい。



天気予報をこまめにチエックするのも大切ですが、電波が届かないとか低山とか自分で予想しなければならない時の知識も少しでも入れた方が良いなと感じました。

前回登った赤岳の山頂から見た富士山の雲。
見たことが無くて、笠雲とも違うな〜と他の方と「あれは何雲なんでしょうかね〜」と話でいたのですが、一人の方が「笠雲だ」と言われていたので、笠雲も色々な形があるんだと見ていました。
本を読み返してみたら、ありました。
あれは「吊るし雲」と言うようですね。
笠雲は山の真上、吊るし雲は風下に出来るそうです。
笠雲が富士山に出来ると雨が降ると言いますが、麓ではなく山頂付近だけの様です。
笠雲と吊るし雲が出ている山は悪天候になるそうです。

知らないことが一杯。
勉強になります。











上高地からの、、、撤退

2024-07-26 11:31:00 | 登山
八ヶ岳に行ってからの翌週。
指定していたお休みがあり行きたかったお山もキャンセル。
で、どうしようかと、、、。
どうせならテント泊しよう!と。
南アルプスか北アルプスへ、、、。
春に行きたかったけど休みが合わずに行けなかった上高地へ行こう!
高山病に悩まない徳澤園でテン泊して蝶ヶ岳へ日帰りで行こうと思いました。
4日もお休みがあるので、1日目に徳澤へ、2日目に蝶ヶ岳へ、3日目にもう一泊してのんびり帰って来ようと思いました。


車を駐車したら運良くすぐにバスが来ました。
上高地行きのバスに乗ります。


今日は最高のお天気です。
夏休み最初の週なので、観光客も多いです。


梓川左岸道は工事中で右岸道しか通ることが出来ません。


遠回りしながら進みます。


眺めも良し

ザックは16キロくらい、ストックいるかと思いましたが、平坦な道ではストック無しの方がブレずに歩けました。
てか、ストック慣れて無いからねー。
少しずつ、これから使える様にしていこうと思います。

明神橋が見えて来ました。


橋を渡って。

ここで少し休憩します。


また一時間程歩きます。


景色に癒やされますね〜。


そして徳澤園に着きました。
隣でテントの受付します。

何処に張ろうかウロウロしていたら男性の方がやって来られました。
その方は手慣れたものでささっと場所を確保して敷物だけ出して寝っ転がっていました。

一生懸命テント取り出してワチャワチャしてる私を見ていたようで、
「探しているのはこれでは無いですか?」
大きな石を渡してくれました。
丁度テントのペグを出している所でしたので、助かりました。
ここは場所によっては小石が多いのか打ちにくい場所もありました。
すぐに刺さる所ばかりでは無いですね。

男性の方はベテランさんのようで、こんな人がそばに居て下さると心強いですね。

そして男性の方、「相当山やっていますね〜。持ってる物が本格的ですもん〜。」
私、「いえ、それほどでも、、、。山小屋ばかりで。」
「テント泊もこうして山では初めてなんです。」
まあ、持ち物はトライアンドエラーの繰り返しで、今はもう不動の愛用品ばかりですけどね。


頑張って立てたマイテントと北アルプスの景色。

実はこの後3回位色々と訳あって引っ越ししました。笑
「初日でもう3回も練習出来ました。」と笑いながらそれを話してたら男性の方
「3回も張っただけあって、もう角度とか張り方完璧じゃないですか〜」


テント張ってからは男性の様に寝っ転がってボーっと空を流れる雲見てました
そんな時間、子供の頃依頼じゃないかな〜、、、。
楽しいね。

と、お腹が空いて来たので徳澤園でピザを食べに行きました。
カレーも美味しそうでしたが、夕飯の一日カレーにしようと思っていたので、またいつか、、、。


丁度お昼時とあって、すごく混んでいて高齢のご夫婦が「ここ良いですか?」と相席になりました。
お二人はカレーの大盛りで、先に来た私のピザを見て
「ピザも美味しそうだね〜」とお二人で、、、。
仲の良い事、、、。笑


その後、登山口の確認をしに行きました。

テン場迄戻ると続々とテントを張りに人が来てました。
学生さん達が多かったです。
私の前にも何処か大学の部活の生徒さん達と顧問の先生が来てました。
時折突風が吹いてましたが、なんと、私の真横にテントが一張飛んで来ました!
周りからきゃー、わ~の声がしたと思ったら真横に私と私のテントめがけて飛んできた。
自分のテントを守らなきゃと片手で飛んできたテントを止めましたよ。
なのに、そのテント顧問の先生のテントなのですが、すぐ横なのに飛んでった事に全然気づいていなくて、一人の生徒さんが飛んできて「すみません」と持って行かれました。
大丈夫か?顧問の先生、、、。と思いましたよ。笑


日中は暑くて、木陰から山を眺める。
以前登った前穂高岳の山頂が良く見えます。
岳沢小屋では高山病も出なくて調子良かったな〜。
あの時はビール迄飲めた。笑


マイテントは快適でした。
テント生活、私は合うみたい。
エアーマットも快適。
まあね、マットも寝袋も主な物はご近所の山ショップのガチ登山のお兄さんがアドバイスして選んで下さったからね。
ぐっすり朝まで起きる事無く眠れました。

が。しかし、、、。
目が覚めて少ししたら大雨と雷、、、、。
予報では、、、。
上高地に入る迄は雨がぱらつくくらいだったのに、なんと前日では雨と強風予想。
今回は予報通り、、、。
てか、急に変わっていますけど、、、。涙
でも、昼頃は風速17メートルとのこと。
突風はその2倍です。

無理ですね〜。
こんなガスガスでは登っていても楽しくないでしょう。
前回の八ヶ岳でもお話したように、山は安全第一。
もはやなんの迷いもありません。
撤退です。
雨が落ち着くのを待ってテントの撤収をしようと思いました。

前日の男性の方はもう片付けて目的地に向かったようでした。
まだ何人か残っていたけど、学生さん達も皆行ったみたい、、、。
凄いですね。この嵐の中を、、、。
で、淡々と雨でぬれたテントを片付けていたら年配の女性の方が「すみません、ちょっといいですか?」と。
私 「はい」
女性「今日はこの後どうされますか?」
私 「私は帰ります。」
と話すとその方、行くかどうしようか迷っていらっしゃるよう。
女性「今日はこんな状態ですと止めた方が良いですかね〜」
私 「はい、今日は1日こんな状態ですし、ここはまだ落ち着いていますが、上は強風だと思います。」
女性「やっぱり行かない方が良いのかな、、、」
私 「どちらに行かれますか?」
女性「北穂高です」
私 「なら尚更止めた方が良いかと、今日は強くて17メートルだそうです、その時の瞬間風速が2倍という事は34メートルなので飛ばされますよ、ましてや岩場ですから遮る物も無いし。」
女性「そうですよね〜」
私 「山はいつでも登れますが、命は一つしか無いですよ」

女性の方はどう見ても70才位だと思います。
若い子ならともかく、そのお年でこんな日に登るなんてと思いました。
八ヶ岳と同じ、遭難してほしく無かったです。
色々と聞くと茨城からで涸沢で知人と合流するとか、でも連絡が取れないと、、、。
この時間からでは登ってももう間に合わないしと、、、。
年を考えたらもう登れるチャンスも少ないしと。
登れるうちに登っておきたい。
趣味は山しか無かったから、もう諦めて他の趣味を見つけたり、観光したりにしようかしらとも思っていますと。
私は慰めもあって「ロープウェイで行ける山だってありますよ」というと、
「そんな山は、、、」って納得出来ないようであった。

この方は登山が本当に好きなんだなと思いました。
止め時を探しいているようなそんな葛藤を持っていらっしゃるんだろうなと思いました。


帰りの道でもずっと強風が吹いていました。
ここでこの天気と風なら上はもっと強風だろうなと、今日は遭難者が出ませんようにと道道祈りながらの帰り道でした。


温泉に到着。
山には登らなかったけど、水分含んで重くなったテントでザックの重さに疲れた〜。


ひらゆの森は何度か訪れましたが、今回は露天風呂に全部入って来ました。
お気に入りの湯船も見つけちゃいました。


駐車場に戻ってもどんより雲に覆われていました。
この日は岐阜を出るまでは高速も雨でした。
名古屋は晴天だよ!

心配で翌日の遭難ニュース見ましたが、遭難者が結構いました。
あの女性の方、登られなかったかな〜
「登る達成感より、私は一つしかない命の方を取ります。」と八ヶ岳より結構熱弁しちゃったな〜。
雨の中で必死にテント片付けながらだったから余計にだったけど。
「あーやって行ってしまう人達は危険な目にあったことがないから分からないんですよ。
突風が吹いたら身体浮きますよ。私は北アルプスの稜線で経験あるから行きません。
沢なら増水もありますよ。
もし、待っていてくれる方がいらっしゃるなら行っては駄目です。その方達の為に。
先週の八ヶ岳も帰りは爆風でしたが、私は無事帰ってこれたのは運が良かったからだと思っています。」
私に似合わず熱弁してしまった、、、。