aspettare

イタリア語で 待つ、、、
どうってことないけど発音が好き、、、

八ヶ岳の帰り道で決めた事

2024-07-26 11:12:00 | つぶやき
八ヶ岳の山頂の山小屋に泊まる事にはもうひとつの試したい事がありました。
アルプスに登る時、私にはひとつの悩みがあります。
それは高山病。

歩いている時は症状と言っても2500メートル辺りから呼吸が苦しくなるくらいで、気分が悪いとか頭痛がするといった症状はありません。
しかし、寝ると駄目なのです。
熟睡すると気分が悪くなる。
時には頭痛も伴う。
でも頭痛は稀で絶対来るのは吐き気。
それも普通は何日も登っていると治まると言いますが、何日経っても駄目。

一旦吐き気で目が覚めると朝まで続き、結局朝ごはんさえも食べられません。
これは山登りには致命的だと思います。
年齢を重ねるごとに酷くなってる気がします。

特に流行り病で一ヶ月もの間サチュレーションが92%だったので不安で呼吸法を実践しました。
腹式呼吸で酸素を沢山取り入れる様になりました。
最初はこれをやると頭がクラクラしていましたが、今では慣れてホームマウンテンでは普通に呼吸出来るようになり肺にも入り易くなりました。
これを高山で実践してどうなるか確かめたかった。

いつもは2500メートル付近から呼吸が苦しくなり頭がクラクラしますが、今回八ヶ岳では呼吸はしっかり出来ていました。
多少呼吸は早くなりましたが、意識して呼吸すれば今までより苦しいとは思いませんでした。

そして今回はGarminを着けています。
これは心拍数とSpO2が計測出来ます。
以前八ヶ岳に登った時はパルスオキシメーター持参で山小屋で座っていると80%台でした。
今回は座っていてもずっと90%台。
良い感じでした。
横になってみても90%台。
これは良いかも、と期待したのですが、、、。
夜中の爆風に目が覚めて、頭痛がする、、、。
見ると80%台迄落ちている、、、。
それでもまだ我慢出来ていたし、なんとか体制を整えてまた眠りに就きました。
朝方気持ち悪くて起きました。
見ると74%迄下がっていました。
やっぱり駄目だった、、、。
朝食もまともに食べられずの最悪のコンディションでの最悪の天候での下山。
動き出せば普通に戻りますが、何も食べれずでは体力が、、、。
今までとは違い胃か肺か分かりませんが違和感を感じます。
やはり流行り病の後遺症のせいでしょうかね〜、、、。

行者小屋からの安全地帯に入ってから、車での3時間の帰り道、ずっと音楽も流さずに考えました。
もう無理だな〜と。
楽しく無い山はいくら大好きな稜線でも歩けない。
もう2500メートル以下、いや2300メートル以下の山小屋しか泊まれない。

Garminには毎週の様に高山に泊まれば慣れると表示されるが私にはそんなに山に泊まれる環境ではない。
連休すらなかなか取れないのに、、、。
仲の良い方も同じ様に高山病に悩んでいらしたけど、毎週アルプスに登ってたら治ったと仰ってました。
きっとそれしか方法は無いのね、、、。
と、言う事で「私はアルプスの高山小屋泊まりは諦めよう!」と決めました。
仕方が無い、一人で無ければ皆さんに迷惑をかける。

日帰りでロープウェイで行ける所でも景色が良ければ楽しいし。
低山でも良い山はいくらでもある。
ずっと帰りの車の中で自分に言い聞かせていました。
やるだけの事は全てやっての結果だからね。

八ヶ岳から見えていた予定していた山はキャンセルです。
仕方がありません。
もう潔く切り替えようと、でも決めたら清々しい気持ちにもなれました。
苦しい登山はしたくありません。
マラソン大嫌いな私が良く登ってるよって今でも思いますからね。

職場に行って、真っ先に希望休を消しました。
もう何ヶ月も前から皆さんにお願いしていた休日届け。
「山だね、いいよ。是非行っておいで!」みんな快く承知してくれたのにね。

消してある希望休を見た人達が
「どうしたの? なんで行かないの?
あんなに楽しみにしていたのに。」とびっくりして言って来ました。
皆は私の山大好きは知っています。

それまでの経緯を話して、、、。
でも山は止めないよって。
折角始めた趣味だし仲良しさんも出来たし、ハイキングでも私は構わない。
ゴリゴリの登山じゃなくても良いし。
ロングトレイルも時間が出来たらいつかしてみたい。
と言う事で、前向きに進もうと思うのでした。






八ヶ岳へ②

2024-07-26 10:54:00 | 登山
夜中から凄い風の音。
まあ、夜中は爆風あるあるだよねと思っていましたが、朝の起床時も変わらず、、、。
個室の窓から覗くと草が横に大きく揺れています。
強風が止みません。

山の予報は一番確かな有料の予報士さんとWindyをいつも見るのですが、前日の予報ではWindyは曇と雨でしたが風は強く無く、有料の方も時折強い風が吹くでした。
山の天気は分からないものですね。

食事の後、一旦様子見で外に偵察です。
初めて八ヶ岳に登った時、硫黄岳で爆風の為撤退した時と同じデジャヴの様。
でもこの日はあの時とは違い、一人で降りなければなりません。
大丈夫、この日の為にか知らないけれど爆風は経験済み。
何処までの風なら大丈夫か判断出来ます。
今の私ならこの風なら行ける、でも山頂まで行かなけれは文三郎尾根迄行かれない。
取り敢えず、山頂迄行ってみる、途中どうしても駄目だと思ったら引き返そうと思い出発の準備を始めました。

宿泊していた方達からは、何処から降りますか?と聞かれました。
私は予定していたのは文三郎尾根であり、ここが山頂から下るのであれば一番安全でもあるのでここから下ります。と話ました。

他の方達の中には地蔵尾根からが近いからと言われる方もいましたが、「私は止めた方が良いと思います、この風で滑落の危険もあります、登って来たので分かります。」と止めました。
もう一人の方が「でも、あそこは滑落してもズルズルと行くだけだから」と言われ。
私は「突風が吹いたら身体が浮いて持って行かれます、そしたら飛んで行きますよ」と。
大袈裟かも知れませんが、私はここに居る方皆、無事で降りて欲しいと思いしまた。
突風で身体が浮いて恐怖を感じた経験があるからこその思いです。

もう一人、夕飯時に隣同士になったソロの女性は硫黄岳迄縦走して帰ると仰っていましたが、私の会話を聞いて迷っておられました。
稜線は危険かも、硫黄岳の山頂は広くてガスで道迷いがあるかもとだけ伝えました。
私も山のベテランでは無いので、本当の所行けるのかどうかなんて良く分かりません。
でも、自分は生きて絶対に帰る事が優先なので一番の安全を考えます。
山はいつでも行けるし山歩きより命の方が大切。

今日、私の一番のミッションは生きて帰る事、その為の安全策を考える事。
取り敢えず自分の実力の範囲では歩ける、でも山頂から先は風はどれくらいか想像つかない、なので無理なら引き返す。
そして、服装も風の強さを考慮してレイヤリングも考えます。
ウインドブレーカーの方がいましたが、私は絶対ハードシェル一択。



強風の中の一瞬の朝日
この後すぐに雲に隠れてしまいました。

小屋を出てまともに風を受けます。
霧雨も混じっていました。
ガスガスで、風が途切れる場所では少し休んでのまた歩き出します。
北北西の風だったのでまともに当たります。
文三郎尾根分岐迄来ましたが、ガスで先が余り見えず、風が落ち着く所でYAMAPの地図で確認します。
ピストンならGarminで直ぐに分かるし、正確なのに。
そんな時、後ろから声が。
硫黄岳を予定していた彼女が後ろから来ました。
彼女と一緒に降りる方向を確認して、ガスが抜けた時鎖が見えて、降りて行きました。
鎖場迄行けば、思い出した! 以前歩いた道だ。
ここの岩場はそんなに難しくない。
ここさえ降りれば多分風も少しは穏やかになるはず、、、。



最後の岩場まで降りると風が穏やかになりました。
ほっとして一息付いている彼女。
体力は私より若い彼女の方があるでしょうが、岩場は私の方が慣れています。
私の山のスピードは変で、平坦は割りと標準速度で急登はYAMAPの表示が真っ赤になる程早い。笑
なので彼女が無事に付いてこれているか振り返りながら、途中で立ち止まり彼女を待ちながら降りました。
岩場のコース取りも「後ろを安心して歩けた」と言って貰えました。
私の方は一人で迷わずに安心して降りることが出来て、二人で本当に良かったと思った。


分岐迄降りて、ガスガスですが強風も落ち着いて一安心。
私が怖いのは雨より強風です。
樹林帯迄降りれば大丈夫だからと彼女を励ましながら降りました。


何も見えません。

道が平坦になって来ました。


こんな時でもお花ちゃんに励まされ癒やされ。






マムートの階段、歩いてみたかった。笑
初めましてです。

途中で昨日小屋に泊まるはずだった団体さんとお会いしました。
どうも登れなかった方がいらした様で、キャンセルして申し訳ないからと登って来られてました。
昨日は行者小屋に泊まったのでしょうね。


行者小屋が見えて来ました。
もう安心。


美味しいアイスコーヒーを頂きました。
「山なめんなよ」
ほんと、その通りですね。


3年越しで迎えたかった仔。
やっとゲット!
今年はカモシーは白だそうで、ステッカーも手ぬぐいも白です。

ここで彼女とはお別れ、私はこのままゆっくりと美濃戸口迄帰ります。(平坦な道はゆっくり派なので、、、)


途中で出会った鹿さん。
立ち止まってずーっとこちらを見ていました。
知り合いですか?笑
よく見るとお腹の大きな鹿だったので、妊婦さんだったのかな?
またね。


以前、爆風の硫黄岳に登った時も立ち寄った温泉です。
あの時は本当に残念だった。
そして、今の私が居る。


帰りは駒ヶ根SAでは外せない、山始める前からのテッパン、ソースカツサンド。
キャベツが少なくなったなぁ〜。


やっとゲットしたカモシーぬいぐるみ。
この仔が発売されてから、絶対いつか行者小屋へ行こうと決めていた。笑


今回、買いたかった物。
赤岳頂上山荘の限定手ぬぐい。
切り絵で有名な後藤郁子さんの作品。
黒戸尾根の七丈小屋さんでも有名ですよね。
大好きな絵柄です。
絶対欲しかった。
昨年は朝の八ヶ岳、今年は夜の八ヶ岳。
そして、今年は白のカモシーという事で、様々な山に関連した絵が散りばめられていて素敵です。


美濃戸口の駐車場の券はステッカーになっています。
渋いカモシカさん。笑

今回の山行は絶景日和と爆風のガスという極端な2日間でした。
それでも迷わず対処出来たのは、数々の困難を乗り越えられる様にあの日始めた山修行のお陰でした。
色々と山の知識を教えて頂いて、感謝しかありません。

さて、そして今回この他に試したい事もあって色々と考えさせられ、決心した事もありました。
長くなるのでその話はまた次回。

続く〜。




八ヶ岳へ①

2024-07-26 10:44:00 | 登山
7月の中旬、欲しい訳でも無かった4連休がありました。
職場のシフト作りをしているので大抵皆の希望休を入れて、余った部分に自分を割り当てたら4連休になってしまった、、、。
ので、お天気と相談して何処か山へ行こう!と。
試したい事もあったので、、、。
しかし、、、前半は雨マークの大荒れ模様、後半で晴れそう、、、と言う事で頭に浮かんだのはやっぱり大好きなお山、八ヶ岳へ!
3年越しでどうしても連れて帰ってきたい仔がいる!
どうせならずっと麓のホテルから憧れて見上げてた、あの山小屋「赤岳頂上山荘」へ泊まろうと決めました。

コースは美濃戸口から行者小屋へ、そこからまだ歩いていない地蔵尾根を登り山頂へ、帰りは余裕があれば阿弥陀岳へ登り行者小屋経由で美濃戸口迄戻る計画にしました。


長い林道の始まりです。




行者小屋なので南沢から行きます。


幾度か渡渉がありますが、橋が架かって歩きやすいです。


少し不安な橋も、、、。


森林の中を抜けると途中から開けた場所に出ました。
あれは大同心かな?


見えてきた〜。

着きました。
やっとこれた〜。
ずっと来たかった小屋です。


会いたかったカモシー。
帰りにまた来るね!

そしてここで大休止とヘルメット着用準備して、いざ山頂へ!
休憩されていた方達は皆文三郎尾根へ、私は一人地蔵尾根へ。


地図上での等高線の狭さから覚悟はしていましたが、結構キツイ登りです。
高度も上がるので息も上がる(笑)
暫くすると景色が良くなってきた!


出てきましたねぇ〜、階段。
すれ違った恐る恐るの男性、「こちらは降る所じゃ無いですね。」
「そうですね。 笑」と私。


それでも眺めが良くなってきて気分も良くなります。


今度は長い階段。


以前歩いたね〜。


行者小屋があんなに小さくなってる。



ここが一番の核心になるのかな?



シャクナゲが可愛らしくて思わずパチリ!


途中に鎮座されておられます地蔵様。
ここまで無事来れました、ありがとうこざいますと手を合わせます。


何処が登山道かよく分からない道。



稜線に出ました〜。


ここから一先ず八ヶ岳展望荘を目指します。


八ヶ岳はお花ちゃんに会えるのが嬉しい〜。


赤岳展望荘着きました。


山頂最後の急登が待っています。
ここが地味にキツい!


その前にしっかり栄養と休養取ります。
今日はここを登れば後はゆっくり出来ます。
なんという余裕な山行でしょうか、こういうのんびりが良いよやっぱり、、、。








お花ちゃんを愛でながら赤岳頂上山荘へ到着。
ここからすぐに山頂です。


着きました〜。


山頂登頂です。


南アルプス


富士山


大好きな八ヶ岳の街


登って来た行者小屋の方。

編笠山からと硫黄岳の方から登り、県界尾根と真教寺尾根を下り、最後は絶対行者小屋を経由で地蔵尾根を登るぞと最後に赤岳登頂した時心に誓いました。
怪我や流行り病で苦しんだけれどやっと念願達成です。
これで東西南北、赤岳に登ることだけ夢見て始めた山登り、達成出来ました。
ここに登る事が出来るなんて、人が居るなんて知ってから、いつも麓の野辺山から羨ましく見ていました。
星かと思っていた小さな明かりが小屋と知り。
もうこれで山登りは後悔なしだな〜と最後にこんな絶景を見せてもらえて、本当に来て良かったと感無量でした。



食堂では絶景が見渡せます。


山頂で景色を見ながら食べるご飯が大好きな私には最高の場所。


この日、私が一番の宿泊者でしたので、個室が希望出来ますよと言われました。
この日は大勢の団体さんが来るので落ち着かないかもと言われ、、、。
うーん、、、もう来れないかもなので、個室をお願いしちゃいました。


まぁ! 案内されたのは、窓からの眺めも特等席だこと。(笑)


一度登った阿弥陀岳。
あの日はお天気も良くなかったからまた登りたいな〜。
ただ、明日は曇空で雨もパラつき、朝日も拝めなさそう、、、。


小屋の前からは360°の眺め。


中央アルプス


北アルプス
この時迄は今年も頑張って登りたいと眺めていました。
この日までは、、、。


食事の時間迄、外で皆さんと夕日が沈むのをずっと眺めていました。


雲も赤くなってきました。


富士山と月と吊るし雲と、、、。




夕陽に照らされて赤くて綺麗な富士山、初めて見ました。





雲の大群


ゆっくりと時間が流れていきます。


この日は一眼レフにキヤノンの200mmズーム白レンズ(これ名機です)を持った方がいらして。
私も持っていた素晴らしい写りのレンズです。
でも、重い、、、。
本当はこんな景色撮りに来たかったけれど、重すぎて持って登ることは出来なかった。(三脚必須だしね、、、)
山が趣味になってすっかり防湿庫の飾りになってしまって、カビたりしたら勿体ない、愛用してくださる方に譲ろうと思い切って全て手放してしまいました。
そんな昔の自分も思い出した。
カメラ持って歩いた八ヶ岳の麓。
そこから見える山に感動して色んな登山口を登山口と知らずに歩き回った。
何処を歩いても素晴らしく、最後はここに住もうかと本気で求人サイト迄見たよ。
今でも一番住みたいかも、、、。

ずっと夕焼けを見ながら色々な想いが頭を駆け巡りました。
ここに来るために頑張って登った山の数々。
危険な死ぬんじゃないかという思いも経験して。
怪我をして流行り病で後遺症からなかなか立ち直れなくて。
そこからまた一からの始まりで。
身体が戻らなくて辛かった日々。
でもそんな中で知り合えた人に励まされ、また影響されて頑張ろうかとここまでこれたこと。
足と体力には不安があるけどそれはもう受け入れた自分が居る。
そんな事を色々考えながら幸せになれたこの日でした。

そしてこの日、関東甲信地方は梅雨明けとなったのでした。







初めての出会いは2mの距離

2024-06-18 10:55:24 | 登山
毎年行きたい大好きなお山、能郷谷ルートで行く「能郷白山」。
体力試しのお山でもあります。


今年の休日はお天気が悪くて行くのは半ば諦めていましたが、ギリギリ翌日晴れ予報。
前日の夜に急の決行で行ってきました。

今までこちらのお山では鹿を見たことが無かったのですが、この日は目の前をピョンピョン駆けてく駆けてく。
「やばいな〜、、、。
 今日は出会いそうだな〜。
 熊鈴忘れたし〜。」

登山口から急登続きで熊さんの事はすっかり忘れて「前山」手前のなだらか道迄来た時、緩いカーブの先で「ガサガサ!」
カーブを曲がったすぐ真横の背の高い笹原の中に入って行く黒い物体が、、、。
思わず声が出てしまいましたが、熊だとすぐに認識できて慌てず騒がず、、、。
熊さんは後ろ向きで逃げていく感じ。
怖いオーラが無くて恐怖心は全然無かったです。

でもやっぱり怖かった〜。
なのでその後はザックの笛吹いたり、大声で歌ったり、、、。

この日の能郷谷ルートは結局下山最後迄人に会わず、、、。

今年は怪我の事もあり、いつもの様に登れるかの試しありでしたが、なんとか以前と変わらずの体力で帰って来れました。

しかし、、、急登が年々ザレて難易度が上がっているように思えます。
ロープも増えたような?
怖いけど、来年も行きたいな〜、、、。




頑丈な祠
この中に御朱印札も入っています。
御朱印集められている方は是非!
楽な「温見峠ルート」もあります。




今まではなかなかハードなこのお山ではゆっくり食事なんて出来なかったけど、やっと余裕出てきてこの日の為にカルディで購入した「瀬戸内レモン塩ラーメン」。
暑くて汗ダラダラだった身体にはレモンの酸味と塩味が美味しかったー。

この日は暑くなると見込んで水3リットル、ガス缶やら何やらで10Kg超えの重さ。
いつもハードなお山は7Kg前後のザックでしたが、頑張りました。

因みに帰りの温泉、「うすずみ温泉」は管理者決まらずで暫く休業だそうです




最強の身体能力

2024-05-11 14:05:46 | 読み物



本屋さんでブラブラしてたら目に飛び込んで来ました。
「何を目指しておるんかい!」
と言われそうですが、見出しの「脱力スキル」、、、「そうそう私がいつもジムで意識している事だ」と読んでみたくなりました。

先日、ボル友さんのホームジムへ久しぶりに行って(2度目)なんと!初めて前傾斜で3級を完登出来ました。
核心のホールドがルーフになっていて、ボル友さん達は普通に届く位置でしたが、私は少しランジして飛ぶ!
からのルーフなので振られて両足ブラブラ、、、壁にスメアで届かない、、、。
店長さんから「腹筋!」の激、頑張りましたよ〜、嬉しかった。
低い身長の私は皆さんとは少し違うムーブ。
店長さんやボル友さん達から「綺麗な動き」と言われました。
腕力も無いので、いかに力を使わずに登るか、、、。
そう、この本のタイトルなのです。
この本では「怪我に悩まされずにパーフォーマンスを上げる」為のトレーニング法が載っています。

つらつら〜と流して見たのですが、腹式呼吸、股関節・肩甲骨のストレッチ等いつも意識して自分がやっている事が書いてありました。
一番は怪我無きようにと思っています。

本当は懸垂器具で良いのを見つけて、それはインテリアにも馴染み洗濯物も干せるという、なんとも私の希望に沿う物だったのでカートに入れたままになっています。
が、最近ジムでフィンガーボードの優しい方の懸垂が出来る様になっていました。
豊田のジムはビーストメーカー2000のボードでこれは一回も上がらなかったので優しい方の1000で上がった事にびっくりしました。
私くらいなら1000が上がれば良いでしょう(笑)

帰り際に山の話してた時、「ジムは山でも役にたっていて、体幹使う事で楽な歩き方が出来るんだよー。」と言ってたらすぐ隣で休憩していた男の人がウンウンと頷いていました。
山やってるのかな〜と思いながら共感して貰えて嬉しかった。


良い事の連鎖

2024-04-17 08:32:57 | ボルダリング
一番難しい豊田のジムに行って来ました。

この日はなんと、水泳のオリンピック選手という3人のマッチョな若者が来ていました。(トレーニングの為だそう)



オーナーさんと「やっぱり筋肉の付き方が凄いよね〜」と話ていました。





先日早く来すぎてしまって近くのスポーツショップで暇つぶしをしてて、以前から気になってたバランスクッションを買いました。
これ、乗ってみると身体の重心位置が良く分かって骨盤がしっかり立ってるが分かるんです、この姿勢が正しいんだって。

その話をオーナーさんとしていたらマッチョのお一人が「それならストレッチポールが良いですよ」と話しかけて下さって。
「ストレッチポール?」私は知らずにいたので。
そしたらベンチの奥からゴソゴソとオーナーさんが出して来られました。




その使い方を色々と教えて貰ったのですが、これが凄い!
肩甲骨に効く効く。
そして背中の骨にも。
彼はパーソナルトレーニングのトレーナーさんでもあるそうで、身体の骨格の仕組みを教えて貰って、マッサージとかのお店に行くより3分このプログラムをやると良いよと教えてくれました。
ほんとに少しやっただけでその後登った取れなかったゴールが取れちゃいました。




オーナーさんも私がやってるの見てやってみたんですが、オーナーさんの様なベテランのクライマーさんも感動してました。
ジムに置いてあったストレッチポールはお客さんが数年前に置いて行かれてずっと使った事が無いそう。
オーナーさん、「初めて綺麗にする」と拭いていました。(私はそんなホコリだらけの使ったのかい!笑)

実は右の肩甲骨の辺りが数ヶ月前からずっと痛みがあって上手く挙げれなくなっていました。
それがその一回の数分のストレッチですっかり痛みが無くなったのです!
凄いよストレッチポールとパーソナルトレーナーさん。

たまたま先日のジムで早く来てしまってバランスクッションを買って、この日たまたまオリンピック水泳選手の方達とご一緒になって、たまたまストレッチポールがジムにあって、素敵な連鎖が続いた楽しい日でした。

そしてその後、直ぐにその場で楽天のポイントでストレッチポールをポチりました。笑




新しいジム

2024-03-05 18:30:43 | ボルダリング
ボル友さんに誘われて新しいボルダリングジムに行って来ました。
画像は取り忘れでありません。

いつも新鮮なお野菜やお魚を買いに行っていた「げんきの郷」のすぐ近く。
以前から誘われてはいたのですがなかなか休日と合わず、、、。

お天気が悪かったので山は止めて初めてのボルダリングジムへ
話には聞いていましたが、5つ目のジムですが一番簡単でした!
4級迄普通に登れてしまう、3級は大好きな強傾斜ならゴール近く迄行ける!

ジムによってはレベルって違うものなのですね〜。
疲れも殆無く楽しかった!

今行ってるジム達めちゃくちゃスラブが難しくて、落ちたら絶対に大根おろしになってしまう恐怖との戦いなのでずっと登っていません。
なのでスラブを敬遠していたのですが、この日は思い出しましたよ。
最初は全然登れませんでしたが、やはり身体の使い方が強傾斜とは違います。
足の掻き込みを思い出した。

最近やっと以前と同じ様にムーブを使える様になってきました。
まだ足に違和感はありますが、、、庇ってしまって良く無いのでしょうね。
長い期間掛かりました。
でも、今も恐る恐るで使っています。

私の周りには足の骨折経験者が結構いますが皆さん口を揃えて「骨折の方が治りが早いよ」と言われました。
ほんと、その通りかも、、、。

肩も大分育ちました。笑
お気に入りだったMILLETの薄いフリースのXSが腕と肩周りがパンパンで窮屈になってしまいました。涙
その代わり、肩周りがブカブカだったpatagoniaのR1のフリースが丁度良くなりました。笑
なんでこんなにもpatagoniaって肩と腕周りがガバガバなんだろうと思っていましたが、やはりクライマーの着る服なのですね。

ボル友さん達も皆ワンサイズアップになっています。
今まで貧弱で職場でもペラペラと言われてましたが最近は言われないなァ〜。
ちょっと嬉しい。

今回新しく行ったジムは初めたジムと同じ商業施設に入っていて当時が懐かしかった。
もう無くなってしまったけど、今でも一番大好きだったジムです。
他のジムの店長さんが言ってたのですが、結構難しい課題のジムだったそう。
そうだったんだ〜。。。
私はあそこで育ててもらったものね。
本当に基本をしっかり教えてもらった。
この日も皆さん、腕力や身長でガッと行かれて、手も背も短い私は基本のムーブを忠実に行かなければならないと改めて悟りました。

そういえば、Yピー店長さんが「そういう人はグーッとある時から伸びてくるんですよ〜」と言っていたな。
私は全然だけど。笑
また振り出しからでもコツコツ頑張ります!

ではまた!

今年の振り返り

2023-12-31 00:00:00 | つぶやき
ご無沙汰です
PCを殆開かなくなって書いてません。(もう面倒くさいというのと暇なく働いて遊んでなので、、、笑)

今年は半年近く活動出来なくて殆お家、職場とお買い物へ行くだけの生活。
怪我の治りも結構長引いて、その後職場で流行り病になってそれが人生で初の酷い症状でSpO2と心拍数が正常になるまで一ヶ月以上掛かりました。
職場の人達からは「あの不死身のaspettareさんが!」と。笑
もう元に戻らないかもと本気で覚悟しましたよ。

すっかり筋肉も体力も落ちて戻すのにも大変だった。
最近やっとジムでも足の踏み込みの感覚が戻ってきました。
でも皆のお陰で戻らなくても焦ることなくこのままでも出来る事をしていこうと前向きに考えてました。
そう思ったら気長に頑張れたし元気になれたし、元気でいることに感謝出来る年となりました。
弟達ファミリーにも感謝💕
良いこと悪いこと、ジェットコースターの様に過ぎて行った一年でした。笑


休んでいる間に無くなってた「猿じい」(涙)


今までの距離では駄目だと約10Kgのザックに山頂から赤猿峠まで距離を伸ばしてのピストン。
これがまた山頂手前の登り返しがしんどくて効くんです。


今年は人間の大きさ程のオニヤンマさんに会ったり。笑


常連の仲良しさんから東尾根の良き道を教えてもらったり。


お休みしてた間に20Kg以上の歩荷訓練されている新たな常連の仲良しさんが出来たり


今年も日の出に挨拶出来たり。



もちろん、ジムも頑張ってます。


まだまだ完全には行かないけど、仲間も居てくれるので頑張れます。

では、
良いお年を〜♫




Merry Christmas!

2023-12-24 09:24:58 | Music
懐かしいね〜。
ユーミンと桑田さんからの素敵なクリスマスプレゼント♪

桑田佳祐&松任谷由実 - Kissin’ Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023 [Special Lyric Video]

Merry Christmas♪







「愛は勝つ」

2023-11-17 16:41:59 | Music
地下鉄で電車待ちの時
数人の高校生男子達が後ろに来た
「KANさんが亡くなったんだって」
そう言って突然「愛は勝つ」を歌い出した

「え!?」
私は耳を疑った
家に帰って来て調べたら、、、。
闘病生活を送っていらしたんですね。
ファンでは無かったけど優しい言葉の並んだこの歌は好きでした
なのでビックリです

現役高校生の子も知ってる名曲
思わずYou Tubeで探してしまった

今年は色々あって(怪我と病)とても辛い年でした完全復帰に半年掛かり
最近やっと調子が戻ってきました
曲を聞いていたら、体力戻すまでの辛い時期も思い出してしまった
体力が戻らず、もう山は登れないのかもと半べそかきながらストックついてトレーニング始めた時や
山でもジムでも職場でもこの歌の様に皆さんに励ましてもらったり
この曲が頭に浮かんだ時も
それも思い出して聞いてたら泣けてしまった、、、(涙)

KANさん素敵な歌をありがとう

ご冥福をお祈りします

Aiwa Katsu