aspettare

イタリア語で 待つ、、、
どうってことないけど発音が好き、、、

甲状腺の薬と心臓疾患

2015-08-10 18:07:37 | 愛犬
訪れる方が少ないひっそりのブログだけど
(それで良いのだ)

サイト内のランキングの上位に
亡き愛犬の病気のページがここ数日上がっていました。

愛犬は甲状腺低下の病気でした
これ自体は投薬していれば
命に別状はありません。

発病した当初は
始めて聞く名前で
色々とネットで調べていましたが
当時はワンコの病気としては
殆ど出て来ませんでした。

それで人間の症状で調べたりして
症状と治療法と服用する薬と
納得して治療を開始したものでした。

飲む薬は定期的な検査の結果で
量が変わります。

愛犬は殆ど数値的には変わる事はありませんでした。
何年も、でしたので
来院すると
次回の検査までの分の薬を貰っていました。

ある日、箱ごと頂いたいたので
ふと中を見たら
説明書が入っていました。

そこに書いてあった注意書きが、、、

副作用は何も問題は無い
ここが一番気になっていたことですが、、、
次の文章は固まってしまいました。

高齢になると
ホルモン増加による
心臓負担になり
心臓病を発症しやすい。

、、、。
絶句。

その後
検査を受けに行ったら
やはり心臓が軽度雑音が聞こえると言われました

レベル的には一番軽かったのですが
多分早くに悪くなるだろうと
予測はしていました。

その後の
半年ぐらいかな~、、、、
私の中では葛藤の日々でした。

ホルモン増加の薬を飲めば
心臓に負担がかかる。

心臓の事を考えると
ホルモン増加の薬を控えたい

しかし、、、
薬を控えると
元気が無くなる。

どっちを選んでも
希望は無い、、、。

それから
毎日の様に調べていた
心臓疾患になった仔の症状。
それはどれ程苦しんでしまうのか。

当時
検索すれば
YouTubeで出てくる出てくる
直視出来ない苦しむワンコ、、、。

その姿を愛犬と重ねて
どれ程悩んだか、、、。

私は何もしてやれない、、、。

多分亡くなった時より
その頃の方が辛かったと思います。

愛犬の死に様がこれかと思うと、、、。

元気なうちから
愛犬は心臓病で居なくなってしまうと分かり
悟りました。

そして敢えて延命はしない。

小さなレンタル酸素室にいれて
見ているより
傍で触れて
その日が来るまで
ギュッと抱きしめて
触れて要られる時は
時間が許す限り
触れていよう
忘れることが無いよう
身体の全ての感触も
肉球の感触

尻尾

背中の背骨まで、、、。

そして納得して覚悟した時は
ただ苦しむことが無い事を祈りました。

その祈りが届いたのか
その後の最期は
以前書いた通り
呆気無い物でした。

亡くなった時は
亡くなる悲しさより
苦しまなくて良かったと
ただただ
それだけだったように思います。

居なくなって
今も寂しさは変わりませんが
思い出せる姿は
元気で笑顔の我が愛犬

私にあの仔が残してくれた
最後のプレゼントだったと思っています。