りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

間に合った。

2019-06-08 | Weblog
昨秋から始めた、実家の物置の解体とそれに伴う工事。

今朝、撤収作業を終え、ほぼ完了した。



築70年近い物置は、安普請で建築されたこともあって、今では建っている事が奇跡のような代物で、ずいぶん前から解体する事を考えていた。

しかし始めれば、それなりの時間と費用を要することは必至。
他にもやらなければならない事が多々あったので、ズルズルと後回しにしていた。

しかし、昨年の夏の終わり頃、優先順位を繰り上げて、来年の夏までに解体する事を決めた。

理由は、昨年7月6日の集中豪雨。

実家で暮らす母が言うには、紛いなりにも屋根があるはずなのに、それが全く機能しないほどの尋常ではない雨漏りをしていたらしい。

最近は、台風の威力も以前とは比べ物にならなくなりはじめているし、今年の梅雨も、おそらく昨年と大差ない雨の降り方をするような気がする。

なので、梅雨入りまでには解体をしておくことに決めた。

高校時代の同級生が住宅関係の会社を経営しているので、昨秋、彼に依頼し、本格的な工事は今春から始まった。

物置の解体から始まり、隣接する台所の上の屋根瓦の塗り替えと、物置が無くなり露わになった壁面の改修。
そして、物干し用のテラスを設置し、物置跡地の整地とコンクリートでの塗り固め。
これらの一連の工事を約2ヶ月かけて行った。











建築に関してはワタシは素人だし、しかも幼い頃から見慣れた場所の工事だったので、工事の依頼をしたものの、客観的に見る事ができず、完成後の状態がいったいどんな感じになるのか、いまひとつイメージできなかった。

しかし、そこは餅屋は餅屋。

工事を依頼した友人には最初から頭の中にイメージが出来ていたそうで、本当に感嘆するような広いスペースが実家の裏庭に誕生した。

昨年亡くなった父も、物置の処遇については最後まで気にしていた。
一新した物置跡地を眺めながら、この景色を親父にも見せたかったなぁ、と柄にもなくちょっと感傷的になってしまった。

新しく生まれた更地は、母が花畑にするという。
コンクリートの場所では、BBQも出来そうだ。
再来週には、父の一周忌が控えている。
その変わりように、集まった弟家族や親戚の驚く顔が眼に浮かぶ。

梅雨入りと父の命日に間に合って、よかった。


ちょっと宣伝してやろう(笑)
今回、工事を依頼した、同級生が経営している住宅会社です。
ちなみに、ロゴマークはワタシがデザインしました。
リフォームのことならお気軽にどうぞ!
〈たかはし住宅設備〉
http://takahashi-jyusetsu.com/
コメント (2)
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