りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

さようなら、awesome! creators shop

2019-10-03 | Weblog
昨日、下記のようなメールが着信した。


このたび、2007年よりご提供させて頂いておりましたオーサムクリエイターズショップは、2019年10月31日をもちましてサービスを終了させていただくこととなりました。
サービスをご提供していた時代と比べ、オンラインでの販売やプロモーションについて個人で簡単に行える時代となりました。数年前より当プロジェクトの役目は終えたものと判断しておりましたが、昨今の送料や印刷費の高騰の影響も加えての決断と至りました。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
また長らくのご利用、誠にありがとうございました。


ワタシがデザインしたポスターを発表してくれている「awesome! creators shop」からのメールだった。

ワタシがこのサイトを知って、初めて作品を投稿したのは、今から11年前、40歳になる直前だった。
20年近く広告のデザインに携わってきて、やっとこさデザインに対する自分の中の方程式や引き出しが出来はじめた頃だった。
そうなると、自身のスキルや能力がいったいどの程度なのかを知りたくて知りたくて、それに見合う様々な公募やコンクールに応募していた。
そんな時期に、タイミングよく出会い、直感的に“ここだ!”と思ったサイトが、「awesome! creators shop」だった。

その時の経緯や心境は、ずいぶん昔のブログに書いた。
https://blog.goo.ne.jp/riki1969/e/3761681aef8ef9ddd07fe32564335e41

そうか。
役目を、終えたか。。。。

振り返れば、いろんな経験をさせてもらった。

人生初の個展を開いてもらったのも、このサイトの企画だった。
大阪と東京で開催された共同個展にも参加させてもらった。
その延長線上で、アメリカ・デトロイトでのイベントにワタシの作品を出展してもらったり、「awesome! creators shop」と大手電機メーカーがコラボした『ポスタープレゼント』に、ワタシの作品が選ばれたこともあった。

そして何よりも、サイトオーナーの庄司みゆきさんをはじめ、このサイトに集う数多のクリエーターの方々と出会えたのは、本当に貴重な財産になった。

自分が優秀なグラフィックデザイナーだとはこれっぽっちも思っていないが、それでも勢いとハッタリと勘違いだけで20代から突っ走ってきたワタシに、ほんの少し「自信」というモノを付け加えてくれたのは、このサイトでの活動だったような気がしている。

awesome! creators shop。
ありがとう。
さようなら。

●今月末までサイトは開設されているので、もしよかったら、ワタシの作品を観てやってください。
〈awesome! creators shop〉
http://asm-shop.com/?mode=cate&cbid=162119&csid=3&sort=n
コメント
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