りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

今宵も君を抱きしめて。

2021-06-16 | 
眠れない日々が続いている。

こう書くと、“ここ数日”のように思われるかも知れないが、否々。

かれこれ、もう数年間。

4年ほど前だっただろうか、布団に潜り込んでもなかなか瞼が重くならず、不眠の状態が数日続いたことがあった。
ストレスなのか何なのか原因はサッパリ分からないが、さすがにこれはマズいと思い、薬を服用することにした。

といっても、睡眠薬や睡眠導入剤などをいきなり服用することは躊躇したので、とりあえず、ドラッグストアで“睡眠改善薬”という、ちょっとランクが下っぽい薬を購入して。

以来、毎晩、睡眠改善薬を2錠飲んで布団に入る・・・というのが習慣になってしまった。

しかし、人間の“慣れ”とは怖いもので、当初は効果テキメンで、服用すれば速攻で深い眠りに入ることができていたこの薬も、最近ではあまり効かなくなってきていた。

どうしよう。

このまま今までどおり同じ薬を服用し続けるか、それとも、ちょっと怖いけど、もっと強い薬にランクアップさせるか、どっちにするべ?・・・と迷っていたある日、妻がこれを買ってきた。



抱き枕。

あのなぁ、不眠だからと言っていい年したおっさんがこんなモノ抱いて寝れるかよっ⁉︎
仮に抱いて寝ても、変な姿勢で肩や腕がカチカチに凝ってしまうのが関の山だろ⁉︎

・・・とかなんとかブチブチ言いながら、半信半疑&騙されたつもりで、試しに抱き枕片手に布団に入ってみた・・・








恐ろしいほど、爆睡(笑)








こんなに眠れたのは、ホントに何年ぶりだろう?と思うほどの深い睡眠を経験してしまった。

それ以来、ワタシの布団の傍らには、この抱き枕が置いてあるのだが、最近になって考えてしまうことがある。

何故この枕があると、あんなに眠りやすくなるのだろう?

感触だろうか?
それとも、抱いて寝る時の姿勢だろうか?
それとも、この枕の形状だろうか?

そういえばこの枕の形って、なんだか胎児のフォルムを連想させる。

哺乳類にとって最も快適で幸福な空間は、産まれる以前の、母親の子宮にいた時なのだそうだ。
だから、案外それと関係があるのかも知れない。

・・・まぁ、どうでもいいや。
考え過ぎると、また眠れなくなる(笑)

そんなわけで、今宵もワタシはこの抱き枕に添い寝してもらいます。

みなさん、おやすみなさいませ。
コメント (2)
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