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今朝、ネットのニュースで見つけた↓
「名作CMコピー、ナンバーワンは?」
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1324012283291.html
僕が広告業界に興味を持ったのは、13歳の時だった。
何がきっかけだったのか、具体的な事はもうよく覚えていないが、
当時、コピーライターが時代の寵児としてもてはやされていたことは
強烈に覚えている。
地元の小さな本屋で、糸井重里の「コピーライターの世界」という本を買った。
糸井重里といえば、当時、コピーライターの中でも群を抜いて注目されていた、
まさに時代の寵児の中のスーパー寵児のような存在だった。
その本は、中畑貴志、魚住勉、真木準など、糸井重里とともに当時の広告業界を
大きく変えようとしていた新鋭のコピーライターとの対談集だった。
この本で、僕の人生は決まってしまった。
・・・さて、今回ネットで見つけたこの本。
僕と同世代、もしくは上の世代の人なら誰でも知っているような名コピーのオンパレードだ。
「スカッとさわやか コカ・コーラ」
「そうだ 京都 行こう」
「きれいなおねえさんは好きですか。」
「hungry?」
「バザールでござーる」
「わんぱくでもいい たくましく育ってほしい」
「ハエハエ、カカカ、キンチョール。」・・・ etc.
そして、上位にランキングされたコピーたち。
「おしりだって、洗ってほしい。」
「男は黙ってサッポロビール」
「触ってごらん、ウールだよ。」
「すこし愛して、なが~く愛して」
・・・これらは、もはや商業文案という域を越えて、今では明らかにある時代を象徴する
文化的作品となっているような気がする。
そして1位に選ばれたのが、糸井重里が考案した西武百貨店の「おいしい生活。」。
僕が、同氏の「コピーライターの世界」をむさぼるように読んでいた頃の作品だ。
実際、上位にランキングされた作品を考案したコピーライターは、同著で糸井重里と対談していた
方たちが多い。
あの頃、広告業界に登場した新しい世代に位置づけられていたコピーライターたちだ。
「コピーライターの世界」という本を購入した10年後、23歳になった僕は広告業界に飛び込み、
そして来年、それから20年を迎える。
あっという間だったと思えばそんな気もするが、その一方で、よくも、まぁ、人生の大半を
“広告”という二文字と一緒に歩いてきたなぁ、という気がしないわけでもない。
そして、“そんなこと、どっちでもいいや”、と思っている別の僕もいる。
でも、ひとつだけ確かなことを。
この道のゴールは、まだまだ遥か先にあるようです。
「名作CMコピー、ナンバーワンは?」
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1324012283291.html
僕が広告業界に興味を持ったのは、13歳の時だった。
何がきっかけだったのか、具体的な事はもうよく覚えていないが、
当時、コピーライターが時代の寵児としてもてはやされていたことは
強烈に覚えている。
地元の小さな本屋で、糸井重里の「コピーライターの世界」という本を買った。
糸井重里といえば、当時、コピーライターの中でも群を抜いて注目されていた、
まさに時代の寵児の中のスーパー寵児のような存在だった。
その本は、中畑貴志、魚住勉、真木準など、糸井重里とともに当時の広告業界を
大きく変えようとしていた新鋭のコピーライターとの対談集だった。
この本で、僕の人生は決まってしまった。
・・・さて、今回ネットで見つけたこの本。
僕と同世代、もしくは上の世代の人なら誰でも知っているような名コピーのオンパレードだ。
「スカッとさわやか コカ・コーラ」
「そうだ 京都 行こう」
「きれいなおねえさんは好きですか。」
「hungry?」
「バザールでござーる」
「わんぱくでもいい たくましく育ってほしい」
「ハエハエ、カカカ、キンチョール。」・・・ etc.
そして、上位にランキングされたコピーたち。
「おしりだって、洗ってほしい。」
「男は黙ってサッポロビール」
「触ってごらん、ウールだよ。」
「すこし愛して、なが~く愛して」
・・・これらは、もはや商業文案という域を越えて、今では明らかにある時代を象徴する
文化的作品となっているような気がする。
そして1位に選ばれたのが、糸井重里が考案した西武百貨店の「おいしい生活。」。
僕が、同氏の「コピーライターの世界」をむさぼるように読んでいた頃の作品だ。
実際、上位にランキングされた作品を考案したコピーライターは、同著で糸井重里と対談していた
方たちが多い。
あの頃、広告業界に登場した新しい世代に位置づけられていたコピーライターたちだ。
「コピーライターの世界」という本を購入した10年後、23歳になった僕は広告業界に飛び込み、
そして来年、それから20年を迎える。
あっという間だったと思えばそんな気もするが、その一方で、よくも、まぁ、人生の大半を
“広告”という二文字と一緒に歩いてきたなぁ、という気がしないわけでもない。
そして、“そんなこと、どっちでもいいや”、と思っている別の僕もいる。
でも、ひとつだけ確かなことを。
この道のゴールは、まだまだ遥か先にあるようです。
誰がCMに起用されてどんな風に語っていたかも分かってしまう、まさにドストライク世代ですね(笑)
・・・でしょ?
コピーを見るだけで、自分がどれだけ広告に囲まれて
育ってきたのかがよく分かるんですよね。
そういう意味では、幼い頃からミーハー(死語か?)
だった僕が広告業界に来たのは、言わば必然だった
のかもしれません。