林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

新富士と静鉄の旅1.

2015-11-04 | 鉄道・旅行
 1.久々の東海道新幹線「こだま」と秋葉原駅の朝食攻防戦

静岡鉄道はもともと製茶問屋から清水港へお茶を輸送する目的で、
1906年8月21日に設立された(旧)静岡鉄道が前身である。
この会社は1908年7月28日に大日本軌道の静岡支社となるが、
1919年5月1日に駿遠電気が設立され、大軌静岡支社の事業を引き継いだ。
1923年2月28日には静岡電気鉄道に改称し、同年3月12日には秋葉鉄道を合併した。
戦時中の1943年5月15日に静岡電気鉄道、藤相鉄道、中遠鉄道、静岡乗合自動車、静岡交通の5社が合併して、
再び静岡鉄道に改称、この時、初代会長に東急の五島慶太氏が着任し、
戦後も東急が筆頭株主であるが東急グループではない。
静岡市内線、清水市内線、駿遠線、秋葉線は廃止され、
現在は静岡清水線のほか、日本平ロープウェイを所有する。
静岡清水線は新静岡から新清水の11.0km、15駅、直流電化複線の中小私鉄路線である。

この静岡鉄道の全線乗り潰しを6月24日水曜日に企画した。
静岡鉄道には電車全線に加えてバスも乗り放題になる企画切符があるが、
価格が1,200円と路線の短さの割には高く、
今回は新清水から新静岡までの片道を乗り潰し、途中下車は草薙駅のみとした。
そうなると運賃は160円+200円となり360円で済む。
また行きは新幹線を利用、敢えて新幹線単独駅の新富士で下車して富士までバス移動、
帰りは在来線を乗り継いで帰ることにした。
決行日の4日前の6月20日幕張駅の指定席券売機で、
幕張から新富士までの乗車券、東京から新富士までの「こだま635号」までの指定席新幹線特急券、
静岡から幕張までの乗車券を購入した。

予定では06:00発の中野行きで秋葉原まで行くことにしていたが、
思ったよりも早く支度が出来たので1本前の05:47の電車に乗り込んだ。



予定では津田沼で始発に乗り換えるつもりだったが、座れたのでそのまま秋葉原まで行く。
秋葉原到着が06:28で、指定席を予約した「こだま635号」の東京駅発車まで58分の余裕がある。
本当は新幹線の中で駅弁を喰おうと思っていたのだが、
急遽予定を変更して秋葉原駅で朝食を喰うことにした。
しかし改札内のほとんどの店が7:00a.m.からの開店となっており、
駅構内を歩き回って総武線千葉方面のホームと乗り換え通路の付け根当たりにある「田事」に行く。
ここは以前からある店で、店名が「新田事」になっていた
オーダーは天ぷらうどん400円で、やはり温かいうどんは身体が温まる。
京浜東北線で東京まで出て新幹線改札口を入り、ホームに上がる。
東海道新幹線「こだま635号」は700系が充当されていた。



現在はN700系が主流となっており、栄華を誇った700系も今は「こだま」主体の運用に赴いている。
07:26に東京駅を発車した「こだま635号」は各駅に停車しながら名古屋を目指す。
1時間8分の乗車時間で新富士に停車した。
コメント
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